ぺんぱっく

村上信五と安田章大がぶつかると気を失いそうになる

映画「噓八百」あらすじと感想 ~「なにわ夢の陣」を経て~

 

「噓八百 なにわ夢の陣」があんまり素敵で面白い映画だった為、どうしても過去作を振り返りたくなって筆を執りました。

3作目を見てから1作目を見るとどう感じるか、そして改めて自分の好きを言語化する為に書いてみると色々と発見がありました。

「噓八百 なにわ夢の陣」を見ようと思っている人、1作目を見ていない人の「見てみようかな」のきっかけになれば幸いです。

 

【あらすじ】

「古美術 獺(かわうそ)」を営んでいる小池則夫は、昔贋物を客に売ってしまって信用を落として店を畳むことになってしまい、今では個人宅の蔵を回りながら掘り出し物がないか探し回る日々である。

野田佐輔は腕利きの陶芸家だが、過去のある一件以来すっかり落ちぶれてしまい、贋物の器を作って小銭稼ぎをしている。

ひょんなことで出会った2人が手を組み、幻の利休の茶碗を仕立て上げ、2人の因縁が絡む大手美術商を騙して一攫千金を狙うお話。

 

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則夫は「西に吉あり」というラジオの占いを受けて、偶然町を散策していた所、蔵のある古民家に住む佐輔と出会う。

佐輔の家の蔵を見たところ、そこにはなんと千利休が最期に贈ったとされる幻のお茶碗が見つかる。国宝級のお宝との出会いに舞い上がる則夫は、お茶碗の入った木箱や譲り状を入念に確認するが、確かに本物である。

佐輔には嘘をついて、蔵には貴重なものはないが沢山ある骨董をまとめて100万円で引き取ると伝える。そして、その交渉は成立し、則夫は利休の茶碗を持ち帰る。

しかし、不審に思い再度確認すると、本物であったはずの木箱や茶碗、譲り状が偽物にすり替わっていることに気づく。

佐輔の元を再度訪ねると、居酒屋「土竜」に辿り着く。

そこには佐輔のほかに、筆跡偽造の達人である居酒屋のマスター、木のプロフェッショナルの材木屋、紙のプロフェッショナル表具屋のよっちゃんがいた。

実はこの居酒屋には骨董品偽造のプロが集っていたのだった。

その集団に騙されたことに気づく則夫。

そのことが明らかになり、佐輔は則夫から逃げる。

 

「なんで逃げるんだよ!」

「あんたが追いかけるからや」

このやり取りは、3作目「なにわ夢の陣」にも全く同じセリフが出てくる。トムとジェリーみたい。

 

追いかけるうちに佐輔の実家に辿り着き、なんやかんやで一緒にすき焼きを食べる羽目になる。訳のわからない状況に混乱しつつも、すき焼きを食べて寝てしまう則夫。

その翌朝、いつまで経っても作陶にやる気を出さない佐輔に愛想を尽かして妻靖子が出ていく。

そして、則夫は、娘から幼い頃にアマゾンに生息する、見たら幸せになれるというピンクのイルカを見に行くことを果たされていないことを非難され、もう帰らないと拒絶されてしまう。

3作目に出てくる「ピンクイルカ」の話は、実はここが始まりである

いまりにとって大好きなものであり、夢であり、親子を繋ぐ大切なもの。

 

自分の情けなさが原因で家族が離れていく2人は、互いにどうしてこんな風になってしまったのかぽつりぽつりと語り出す。

 

陶芸界で有名な賞の奨励賞を貰った佐輔は、「樋渡開花堂」という美術商から援助を持ち掛けられ、作陶に励む。

しかし、ある時、自分が作った重要文化財の写しが樋渡開花堂で本物として高値で売られていることを知ってしまう。

自分の作った器が贋物として利用されていたのだった。

そのことを知ってしまったが故に樋渡開花堂に捨てられ、やさぐれてしまい、今日に至る。

 

「悔しかったらやり返せよ!」

「……おおきに。こっちが騙したのに親身になってくれて」

「アホ!!!誰が親身になるか!お前が俺から騙し取った100万円にたっぷり色を付けて返せって言ってるんだ!」

 

則夫は昔、樋渡開花堂で贋物のお茶碗をつかまされた。

それをお客さんに売ってしまい信用はがた落ち、店を畳むことになったのだった。それがきっかけで妻とは別れ、娘とのピンクイルカの約束も果たせなかったという。

その元凶となった茶碗を作った人間こそ佐輔であり、偶然出会った2人はどちらも樋渡開花堂に人生を狂わされていたのだった。

 

「20秒で本物を見抜くためにこの20年を費やしてきた。そんな俺が一瞬でも騙されたんだ。あんた、良い腕してるよ」

 

則夫は佐輔の腕前を買い、佐輔は自分の器が偽物であると見破った目利きを買い、2人は手を組んで因縁の相手である樋渡開花堂に一泡吹かせることを決意する。

 

早速どのような茶碗がいいか熟考し始める2人。

2人は歴史博物館に行き、学芸員の熱く語る利休に関する歴史と知識を仕入れる。

それを基に、既存の写しではなくオリジナルの茶碗を作ることになる。

「歴史のケツを追っかけるんじゃないんだよ、自分で歴史を作るんだよ」

この時の学芸員田中さんの「嬉しいやないですか!」というセリフが1作目から3作目までずっと使われることとなる。この田中は、映画を作成するにあたり歴史公証として携わられた堺市博物館学芸員の矢内さんという実在の方がモデルになっている。その方も実際に田中ほど熱く語る方らしい。ぜひお会いしたい。

 

早速作陶に取り掛かるも、うまくいかず頭を抱える佐輔。

そんな時にふと、100万円で樋渡開花堂で売られていた佐輔の茶碗を買い戻してくれていた若い頃の靖子のことを思い出す。

そういえば、なにわ夢の陣でも「100万円」を佐輔のために使っている。愛が深い…

献身的な妻のことを思い出して、作陶に火が付く佐輔。

この時は土を平面の丸にしたところから立ち上げて筒茶碗の形にする作陶方式が選ばれている。毎回作陶方法が異なるのがこの作品の楽しみの一つである。

 

遂に作陶が完了し、完成したお茶碗で2人でお茶を点てて飲む。

 

「これが『大海原』や」

 

3作目でも完成したお茶碗で抹茶を点てて飲むシーンがあるが、あれは儀式的なものでありつつ、ただ飲んでるだけではなく手の収まりの良さや口当たりの良さ、また「今まで何度もこのお茶碗でお茶が飲まれた形跡という名の歴史」を刻む行為でもある。

 

そして2人は決戦の場へ堂々と歩いて行くのであった。

(ここからの展開はぜひ映画をご覧ください!)

 

 

【感想】

こうやって見ると、1作目と3作目に共通点が非常に多いように思う。

2作目は織部の「はたかけ」というベースとなるお茶碗があったが、1と3作は写しではなく佐輔の創作の器を作る。そのために歴史を紐解き、その茶碗を創る人や欲しい人の想いに寄り添い、最終的には佐輔の表現として器に昇華させる。

1作目では自身の過去と向き合うため、3作目では過去は関係なく今の自分を超えていくために作陶する。

陶芸家としての佐輔は回を重ねるごとに成長していくのもこの映画の魅力のひとつである。

 

「西に吉あり」、その占いの言葉に導かれて則夫は佐輔に出会い、2人は不思議な縁と因縁に導かれて出逢い、見事一攫千金を果たす。

3作目で突然出てきた「波動」という単語は、かなりスピリチュアルな要素を含む単語でいきなりなんだ!?というように思えるが、ラジオの占いを験担ぎにしている則夫や2作目で占いを始めているいまりというように、この映画において波動や占い、そういった目に見えないスピリチュアルな部分は最初から大切にされている部分である。

目に見えないものを大切にしているというよりかは、それらを信じている人たちを肯定している。

だから「波動」というワードは、実はそう唐突でもないのである。

1作目からちゃんと占いや夢、ロマンといったものを大切にしている映画なのである。

佐輔のセリフに「人は見たいもんを見てまうんや」とあるように、そもそも古美術や骨董がそういったものと切っても切れない関係にあるのだけれど。

そういった意味では、3作目はある意味で原点回帰とも言えるのかもしれない。


あと則夫、佐輔のこと大好きすぎじゃない???????????

佐輔と佐輔の茶碗作りの腕、愛しすぎじゃない?????????

正直、自分の商売がダメになって家族がバラバラになった原因の男に出会った時、普通はもっと憎しみを含んだ感情があってもいいと思うんですよ。

だから佐輔が騙されて作っていた事実があったとしても、貶したり怒ったりしていいはず。

でも、則夫は佐輔には牙を向けない。元凶が明確に分かっていて、佐輔もその苦しみを背負っている1人だということが分かったから。

そして、何よりその作者に憎しみの感情と共に、その腕を認めている感情がある。

 

「作ったやつの腕と顔が見たいとずっと思ってた」

「わりかしええ男やったやろ」

 

そうおどける佐輔に則夫はフッと笑う。

しかも、別のシーンでは冒頭に佐輔からなんでもない茶碗だと騙し取った利休の茶碗(結局佐輔が作った贋物ではあるのだけれど)を大事に持ってることが判明する。

 

「その茶碗…よそへ売り飛ばしたんとちゃうん」

「箱だけ売った。これでカフェオレ飲むって言ったろ」

「……俺も(コーヒー)飲もかな」

 

この時点で夫婦すぎるんよ。

1作目の時点で、佐輔宅に上がり込んだ則夫は妻の靖子の羽織を着てるんだけど、なんで人の奥さんの服着ちゃうんだ。

3作目でもちゃっかり着ている。なんでだ。嫁か。

確かに、靖子と則夫のセットで毎回佐輔の作陶へのハッパかけ要因ではあるんだけど。

つまり、靖子の羽織を着た則夫は佐輔覚醒のための完全体ということだろうか?

…いや、どういうことだ。やっぱりわからん。

 

とまぁ、陶芸家としての野田佐輔とその作品たちにぞっこんな則夫の一方で、佐輔は自分に騙されたせこい詐欺師だと思っていて、最初は完全に心の扉を閉ざしていた。

けれども、関わっていくうちに自分と作品にきちんと向き合って、嬉しい言葉をくれる則夫に次第に心を開いていく。完全に信用したわけでも、ベストフレンドになったわけでもないけれど、自身の作陶の意欲を掻き立ててくれたり、長年引きずっていた「贋物作家」としての自身の嬉しくない部分を見ることなく、作る作品を「野田佐輔」として見てくれることに感謝している。

 

2作目3作目と続いてくると、則夫と関わるとロクなことがないからできれば関わりを避けたいけど、自分の殻を割るチャンスには毎回なるので、なんやかんや儲け話を聞いてしまうし、自身の作陶のヒントややる気をくれる則夫のことをなんだかんだ憎からず思っている、という風に気持ちが変わっていく。

3作目では、夢を見て思いついた「鳳凰」を則夫に朝イチで話に来ちゃうし。

思いついて、こうだ!と自身で決めたのなら勝手に作ればいいのに、歴史公証をしてほしかったのか、自身の進路の確認だったのか、とにかく則夫に伝えたかった。

自分が「鳳凰」を焼けるということを証明したかった。何それめっちゃ可愛い。

 

1作の最後で則夫が佐輔に語る「あんたの茶碗を売るんだよ。良い面構えしてるじゃないか。400年経たなくったっていい面だ。」というセリフがとても好きだ。

贋物作りの冴えない茶碗焼きから、「あんたの茶碗を売るんだよ」と言われることで、佐輔は過去を清算し、冴えない茶碗焼きから一歩脱却&前進できたのだ。

そして、則夫はおそらく人生最大の失敗の清算ができ、ずっと会いたいと思っていた茶碗焼きに出会って、改めてその人間と作品に惚れこむ。

2人ともそれぞれ古美術商や陶芸家として成長しつつも、また騙そうやという根本が変わっていない所もまた憎めない所である。

 

シリーズを通しての、則夫→→→BIG LOVE→→→→佐輔の構図がたまらない。

3作目でも佐輔にとったら則夫はまだまだ歴史公証とプラスアルファの気持ちくらいだけだが、1作目の時点で則夫は既に佐輔BIG LOVEなのである。

その温度差がこのコンビの魅力的なバランスを生み出していると言えるだろう。

 

まさか、ここから続編が生まれるとは思ってなかったけれど、バディものの映画として贔屓目なしに単体の映画としてとても好きな作品である。

古美術を利用したコンゲームと、則夫佐輔のコンビ愛と、勧善懲悪の爽快感がこの映画の最大の魅力である。

 

 

長文乱文になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。

次は「嘘八百 京町ロワイヤル」を書くぞー!!

 

推し、籍入れるってよ。

 

 

 

 

あけましておめ

WHAT HAPPEN???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

 

 

8888888888888888888888888888度見した。

推し、入籍予定になったんだけど?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

見た瞬間に錯乱スペース(録音が残ってる)開いたんだけど、開始2分ずっと「え?」しか言ってなくて我ながら面白かったししんでた。

 

新年開けて早々7日で滅してしまった。

こりゃひなやすユニット来るわ(確信)

 

ということで、とりあえず錯乱状態のまま、この動画を深堀りしていきます。

 

 

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まず、

ツンデレカップル」

「超ラブラブなカップル」

「ラブラブなカップル」

を用意したスタッフさん呼んでくれ、口座教えるから全額引き出してほしい。

とりあえずありったけの富を手に入れてほしい。

ありがとうございます。足を向けて眠れません。

あと、私のツイート見た?

 

 

「30秒演じ切り、しんねんのごあいさつ、バージョン」

の喋り方に「フハッ」とツボる安田さん。

村上さんの独特の喋りにハマるここは通常営業。

 

そして、笑われたことでじっと安田さんを見つめる村上さん。

「久しぶりやからな」

「久しぶりやもんな。丁寧にいかんと」

と、ここで「丁寧に」と言っているが、引いたお題によってそれは即刻打ち砕かれることになる。

 

「超ラブラブなカップル」

の「な」で、べったり村上さんに引っ付いて、腕を方に乗せる安田さん

 

 

WHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAT

 

いや待て待て、安田さん役に入るの早すぎ。

V6岡田くんの視認できないエルボーくらい速い。

 

しかも、「超ラブラブ」の定義はそれなんだ。

私なら腕を組むとか抱きつくとかなんだけど、安田さんの「超ラブラブ」の引き出しは「肩に腕を置いて蕩けた顔で甘えた声でしゃべる」なのね。フーン(絶命)

 

寄っかかられたことに動揺しすぎたのか、村上さんの第一声「どうぞ」

いや「どうぞ」ってなんだ。おかしい。

「どうぞ」って言うには安田さんがもう始めちゃってるし、「どうぞ」はだいたいスタッフが言うもんじゃない…?

既に始めている安田さんにバトンを渡したのか、錯乱状態なのか。

お口きゅっとなってるし、下唇一瞬ペロっとしてるんだけど

ひょっとしてガチガチに緊張してる…?

よく見たら、テーマの紙を一回両手で持って校長先生みたいなポーズ取るし。

緊張してる????????

あの毎コンサートごとに肩磁石発生させて、遠慮なく安田さんの肩に手を置いてる人が?????????酔っ払って甘えて安田さんの肩にしなだれかかってる人が?????????????????

立場逆で安田さんに肩にしなだれかかられたら緊張していらっしゃる????????????????????????????????????????????落ち着いて??????????????????(まずは君がおちつけ)

 

「んん~ねぇ、早く説明してよぉ~(お砂糖ボイス)」

ベタベタとひっつきながら、スリスリゆらゆらする安田さん。テロ?

ちょっと身長高い村上さんなので、背伸びしつつ体重かけてる感じめっちゃ可愛いし、なで肩の村上さんからずり落ちそうなの必死に耐えてバランス取ってるのめっちゃ健気で可愛い。可愛いしか言ってない。可愛い。

 

ここで何をどう汲み取ってそうなったのか分からないけど、村上さんが急にポケットに手を入れ出す。

ここで初めてのお遊戯会で顔面ガチガチになっちゃった幼稚園児みたいな顔から、急にスイッチが入ってイケイケのヤンキーみたいになる。

ここのお顔の変貌ぶりは正直、めちゃくちゃ仕事人を感じてしまって惚れた。すきだ。演技仕事やってくれ。ともや先生とかDIVE TO THE FUTUREやってくれ。

 

あとこれ、何回考えても「なんでヤンキーに寄ってしまった」のか一生分からないんだけど、ああいう喋り方の女の子の横にはそういう男子がいるよねっていう村上さんの独特の価値観ゆえなのか?

それか、恋愛においては自分が主導権握りたいタイプなのか?女将が理想とも言ってたこともあるしあり得る。

それか更に、ひょっとして安子ちゃんが好きだって普段から言ってる「仏恥義理」系男子に寄せてった…………??????????と思ったらしんでしまった。

安子ちゃんの男になりたいの?いいですよどうぞ???????ニケツで風切ろ。免許ないけど。

 

「あけましておめでとう。まぁ…章子もこうやって言ってるけど。コイツ照れ屋だから、俺が代わりに言うんだけど」

「恥ずかしいからぁ~(両腕を村上さんの肩に乗せる)」

「俺ら超ラブラブで。ま、ラブラブってかBIG LOVEってやつで」

「そこまで言わないで、恥ずかしいぃ~~~」

 

まず章子って呼ぶのスムーズすぎる。普段から呼んでる?

そして安田さんも「章子」って言われた時に、艶めかしい視線を村上さんに送らないでくれ。やっぱり普段そう呼ばれてるんか?

ここの2人の距離近すぎてチューすんのかと思った。(しません)

しにかけた。

そして、BIG LOVEという単語にスタッフから笑いが起こる。もう笑うしかないよね。わかるよ。超ラブラブなんだもん。あと、使い方が違う気がするけど、それで合ってる気もする。

村上さんから安田さんへの𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬──────。背中に彫ろう。

 

「ま、今年、俺たち籍入れるんで。よろしく」

「よろしくお願いします」

 

籍?

 

籍って、なに?(cv.綾波レイ)

 

「おめでとうね」

「ありがと♡」

 

この「おめでとう」は一体なんのおめでとうだ?

突然新年の挨拶ということを思い出して、「(新年あけまして)おめでとうね」ということだったのかもしれないが、色々緊張して錯乱した結果自分たちの入籍への祝福かと思ってしまった。わかる。おめでとうね。

 

スタッフさんが「ハイ、OKです!」を言う前に実は離れている安田さん。さっきまでのことは演技だったので、あとはフラットにいつも通りになる。

こんなん私されたら好きって勘違いするし、恋しちゃうよ。

一体それで何人を堕としてきたんだ…………堕としてくれ(?)

お題のおかしさにふふっと笑いながら去る安田さん(その笑みすら素敵なんだが)と、その一方で唇を丸めて表情を硬くしたままの村上さん。

 

緊張してた?????

あの東京や北京オリンピックのキャスターを立派に務めあげ、大阪府知事と対談したこともある村上さんが、20数年一緒にメンバーやってる安田さんのいちゃつきに「ミョッ」ってなっちゃった??????????

あの、焼肉もカラオケも沖縄旅行も一緒に行っちゃって、共通バッグなんて買っちゃって、一緒の部屋に泊まって、一緒にシャワー浴びちゃう村上さんが??????????????????いやまってやっぱりシャワー一緒には意味が分からないどういうこと???(脱線)

 

ベッタベタでイッチャイチャお砂糖なのに終わった瞬間平常に戻る安田さんと、20数年一緒にいる安田さんに肩にしなだれかかられて唇なめて手を組んで、心なしか始まる前より少しお顔赤くない?なガッチガチ村上さん。

 

 

…………………………………………………………………………………………………………(俺の空のポーズ)

 

 

 

 

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以上で、「ひなやす春の籍入れるんで祭り~籍ってなんだっけでも2人が幸せならオッケーです~」ここで閉幕です。

 

スタッフさんの「ハイ、オッケーです。ありがとうございます」は実は私が言ってて、というくらい私が「ハイ、オッケーです。ありがとうございます」な内容でした。

ユニットを長年望んでるとはいえ、新年早々にこのような宇宙誕生のような動画かこの世に爆誕するとは。

死んだか、夢か、未だに朝起きたらこの映像があるかまず確認してます。

あと、本屋でゼクシィを手に取りかけた時はさすがにどうかと理性が引き止めましたが、あの日は赤飯おむすびとお酒で乾杯しました。

めでたすぎる。

 

あとごじ、本当にありがとうございます。

ひなやすのおふたり含め、関係各所、本当にありがとうございます。

何をどう選んでも「ラブラブなカップル」しか発生しない状況を生み出してくださりありがとうございます。

お葬式で流します。

 

2023年もどうぞひなやすをよろしくお願いいたします。

そして、今年こそひなやすユニットが爆誕することを願って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

夜な夜なクリスマス会 タイムテーブル

 

2019年12月24日、1時間45分14秒に渡る歴史的な動画が配信された。

そう、「夜な夜なクリスマス会」である。

 

そんな大好きな夜な夜なの3人が集った奇跡の飲み会、「夜な夜なクリスマス会」のタイムテーブルを作りました!

まさかまさかの1万字超え。

 

配信や再放送で、色んなアングルで眺めて皿の隅々まで味わった結果、何気なく見ていた場面もじっくり見ると味わい深かったり、あの出来事の後ろで実はこんなことがあったり…!?と、噛めば噛むほどかなり「深い」一作でした。

 

1年経った今、あの感動をもう一度…!ということでブログにしました。

読みにくい所が多いとは思いますが、「そんなのあったな~」「ここ良いよね」「えっ!そんなこと起きてたっけ!?」と一緒に楽しんでもらえたら幸いです。

(※所々、推察による妄想の部分があります。ご了承ください。)

 

では、

 

夜な夜なクリスマス会、START!

 

 

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~00:04:20

2時間半後の映像&カメラの不具合についての注釈

 

00:04:27

乾杯!

「同じ濃さで作って~♡」

「ベロッベロになってまうやつや」

 

00:05:30

静止画。

お酒に入れるレモンを絞る時に、Sindyに汁が飛ばないようにしてる安田さん。愛。

(のちのちを見ていくと、普段からの癖であることが分かる)

 

00:06:06

「ちゃんしん、チャンジャより白菜キムチの方が好きやんな」

「せやなぁ…」

 

00:07:05~ 

映像復活。

 

00:07:30

パスタや餃子、ココナッツカレーをよく作ってた村上さん。

 

00:07:45

カメラ位置を確認する村上さん。仕事人。

 

00:08:09 

フライパンで水を沸かそうとする安田さん。

コンロに置いた瞬間に火をつけようとする気遣いの鬼、村上さん。

「すみません。あーざっす」と返す安田さん。

 

00:08:19 

「ぼちぼちの時に包丁切れへんかったから、家から包丁持ってきたんや」

几帳面。料理に妥協がない。

 

 00:09:00

大倉とオクラのくだりが大好きな安田さん。

(と、カメラに被ってるコップをよけるマメな大倉さん)

 

「ほんで湯がくん?」

と視聴者目線で質問するも流される。

でも「オクラとオオクラで~す♡」のくだりを優しく見守る村上さん。

その後も工程を詳しく説明を引き出してくれる村上さん。さすがMC王。

  

「今日そんなガーンとスイッチ入れなくていいんやろ」

「いれんでいい」

「いれんでいいよ、もったいない…」

「でも、こうやって人に見られてるとやってまうよな」

「そうそう。(カメラ)回ってるとなるとね~」

 カメラ回ってるとスイッチ入っちゃうただよしんご。

 

00:11:11

「これぇ...なんですの?」

「(笑)」

「オクラや」

小枝師匠のおでまし。

 

00:12:00

「大倉こっち来てや、大倉切ってるところ見せな」

「…オクラと絡めんでええねん」

多分オクラと大倉を聞き間違いしてる大倉さん。これぞ大倉とオクラの真骨頂(?)

 

00:12:19

何かを探してきょろきょろする安田さん

すぐに「なんや?」と聞く村上さん、気遣いの鬼。(2回目)

 

00:12:24

「これ回らへんのかいな」

と蛇口が大倉さんに被ってることに気づいて調整する村上さん。

独り言が大きい。行動が全部口に出る。

 

00:12:45

「じゃあ、湯がいていきま~す」

「どうやって2分測るん?」

「こっち(スマホ)でやってる」

安田さんがスマホでやるといいつつ、自分の時計をじっと見る村上さん。

念のために測ってくれてるのか、天然で見ちゃってるのかどっちだろう…

 

00:12:56

「あぁ~!」な安田さんに気づくが声をかけずにじっとそっちを見る村上さん。

「ボウルがいないなぁ」に対して、静かに見回してボウルを探す村上さん。

でも、なかったか、あるいは全部使われてたか、ボウルはないよう。

冒頭で「ジジィやないか!」と言いつつ、安田さんのゴマをおつまみにしてるの可愛い。

  

00:14:40

オクラを湯がくのに、2分測ってたスマホのアラームが鳴る。

放置する安田さん。

iPhoneのデフォルト音にある「きらめき」をbacknumberの「クリスマスソング」のイントロと勘違いした(?)村上さん。

 慌てて止めようとするも、止め方わからないから連打する村上さんが可愛い。

村上さんも同じiPhoneのはずなんだけどなぁ。

 

「神様いるね♪」「神様いるわ!」と返してから、誕生日の話に戻す村上さん、愛。

 

00:15:29

「これ(オクラの作り方)一応報告しといたほうがいいかな?」

「『ザンくん』とちゃんしんは、誕生日が一緒です」

「その報告やないわ」

「あれ、ちゃう?」

よくアンジャッシュになる倉安。

 

00:15:58

ピーマンで使ってたのを(?)黙って自分のオクラの器材と一緒に洗いに行く安田さん

 

00:16:48

「お前、あの強さこのスピードは異常やぞ」

「いや、これはみんなに言えることやねん」

「……………え?」

 

「(爆笑)」

こういうとき、あまり爆笑せずに安田さんの次の言葉待つよね、村上さん。

笑おうとしないのか、(次聞かなきゃ分からんやろ)と思ってるのかは謎。

そして、村上さんも 安田さんのお酒の濃さの餌食になった経験があるようで。

  

00:19:05

ここで大倉さんがゴマ食べてる村上さんに気づく。可愛い。

「口淋しいんや…」

 

00:19:28

「チャンジャ…ちゃんしん、あかんもんな辛いもんな…」

「あ、辛くて嫌なんや!」

「そうや」

「でも白菜キムチも辛いやん?」

「あれ甘みと酸味があるやんか」

「なるほどぉ…」

 そういえばぼち夜でも「あ、でも村上さん辛いの行けるかな?」って気を遣ってた安田さん。

その後「じゃあ、アレ…」と言いかけて「あれはそうか…」と自己解決する安田さん。受付からハンコまでが早い。

 

00:20:25

ピーマンの塩昆布を味見して「ぁ~、もうちょい塩欲しいな」という大倉さん

自分の洗いものの用事を済ませて、まだ塩を入れてないのを見て流れるように塩を「はい、塩」と渡す安田さん。

それに対して「ありがとう」って言わない。夫婦かな?

で、その後使い終わった塩をまた自然に安田さんに渡す大倉さん。

次遣うの分かって渡してたのか、ただ渡したのかわかんない。

で、安田さんは使い終わった後、一瞬大倉さんの方に置こうとするけど(あ、もう使わんかな)と自分の側に置いちゃう。そういうとこツボなのさ。

 

00:21:23

オクラにタバスコ入れようとする安田さん。

脇に挟んで開けようとしてるのを瞬時に察知して代わりに開ける村上さん、気遣いの鬼(本日3回目)

「あ」

「あ、入れよか(この時点でもう持ってる)」

「ちゃんしん、おねがいしま~す」

  

「チョンチョンチョーンしてください。ストップ言いますから」

3回大きく振ってやめようとする村上さん。

「もうちょっと」

2回。

「もうちょっと」

控えめなこれでええんか?感のある3回。

「もうちょっと」

最後一振り。

「もうええやん」

「いや、ちゃんしん…こないだもね、それでね美味しかったでしょ?」

「いや、美味しかったけど」

(中略)

「ま、でも一回保留にします。ちゃんしんの今日のコンディションに一番合ってる作り方しよ」

 コンディションに合わせてくれる安田さん天使かな?

まぁ実はこの後こっそり追加してるんですけどね(小声)

 

00:22:52

むこうで盛り付けする大倉さんの分をもって、飲み物を作る村上さん、気遣いの鬼。

で、その村上さんを先に通そうとする安田さんと、

「あれ、ゴマ」

「ゴマ向こう持ってったで」

「ゴマちょっと入れますわ」

と、自分からゴマを迎えに行く安田さん。

 

00:23:10

ここで初めてテーブルの上にいるパンぱんだのぬいを見て、2人の不在の理由を語らなきゃ(録音を披露しなきゃ)と思い出す大倉さん、可愛い。

倉安が横丸に「メッセージ録音してや~」と頼んだのかなと思うと可愛すぎて気を失う。

 

メッセージを3回流して

「…やって~~~アッハッハッハッ」

と1人で楽しくなる大倉さん。可愛い。

 

そのときキッチンで

「ちゃんしん、これあっちにもある(から持って行かんでええで)」

「?」

「(あっち指さして)二階堂ある」

「あれ?これちがうん?」

「これ○○やから(聞き取れず)」

「ああそうか」

気遣い上手な2人。

 

00:24:30

実はここでなんやかんや物足りないのか、さっきの言葉を忘れたのか(でも「保留」って言ってたから後から足すつもりだったのかな)

タバスコを追加する安田さん。

無言で大倉さんにタバスコの瓶を差し出す

「どしたん?」

「蓋開けて(ウィスパーボイス)」

 

「お~いし~い♪サイコウッ」とご機嫌麗しい安田さん。可愛い。

 

00:25:13

おつまみ完成~!

「先に洗いもん済ませちゃおっかな…」

「いや、いい。……おま、できる嫁か!お前…」

「恥ずかしい…恥ずかしいわぁ」

 

00:25:47

「最近、家にトランポリン買ぅてん」

「えぇ!?」

「ふふっ」

安田さん知ってたのかな?

ちなみに、この後「タンバリンないと駄目な体になってしまったんや笑」と安田さんが言ってるように聞こえる。

バリンタンの出番ですか?

 

あとこの時、洗い物途中で蛇口を触ったら、水圧強めのシャワーになっちゃうんだけど、戻し方が分からなくて密かに諦める安田さんが可愛すぎる。

水圧強すぎたのか、音が大きいのを気遣ったのか分からないけど、可愛い。

  

00:26:40

洗ったフライパンの底についてる水滴に気づいて拭く安田さん。マメ。

 

00:27:20

ホイル焼きを作ろうとする安田さんに、「何要る?塩コショウ?バター?」と調味料を渡してくれる大倉さんだが、置き方が割と雑。同時に合理的。

よく聞くと安田さんが「○○欲しい」という前に必要そうなものをパスしている。やっぱり合理的。

 

00:27:22

2人が料理再開しだしたと思ったら、お皿とお酒とをキッチンに運んでくる村上さん。

寂しいのか、テレビ映り考えてくれたのか。どっちだろう。

 

 00:28:15

大倉さんと自分の飲み物がどっちか分からなくなる安田さん。

見た目と臭いで判断しようとするの可愛い。(同じ焼酎では?)

でも安田さんともなれば、匂いで濃さも判別できるのかもしれない。

 

00:28:30

なぜかホイル焼きのホイルを新しい物にかえる安田さん。

盛りすぎて大きさが合わなくなったのかな?

わざわざホイル代える丁寧さ。

 

00:29:19

手が滑ってペットボトルの蓋を落として転がしちゃう村上さん。

おそらく冷蔵庫の下かなんかに入ってしまったよう。大粗相。

 

00:29:52

ゲェッホ!とむせる大倉さんに「うぇ~い!豪快なんするなぁ」と反応する安田さん。

 

00:30:18くらい

指で氷をかき混ぜる村上さん。指が綺麗。

 

00:31:25

大倉さんの近くにいる村上さんに対して

「ちゃんしん、なんかしたくなってるやろ?」

「…いや!なんか片付けようと思ってるだけ」

実は、大倉さんって村上さんの「やりたい」「構ってほしい」に敏感。

村上さんの「いや」は本心なのかな?

 

00:32:13

村上さんに何か一品作ってもらおうよ!のくだりで、冷蔵庫から食材が消えてることに対して「なんか1人おらんくなってない?」と表現する安田さん。

じっとわからなさそうな顔で見つめて黙るただよしんご。

ミーアキャットみたいで可愛い。

「明太子の単位『人』にすんのやめて」と大倉さんにちゃんとツッコまれる。

 

村上さん別に料理せんでもええか、とさっさと引き下がる大倉さんに対して、冷蔵庫を見渡してあれやこれやを提案する安田さんが対照的。

 

00:33:46

酔うてきた、ふわふわする~というお三方。

 

00:33:55

ホイル焼きの出来に嬉しくて声が出る安田さん。それをチラ見する村上さんと全然気にしてない大倉さん。

ホイル焼きができたので、お皿を探す安田さん。

村上さんの前へ出てみてお皿を発見するも、「ちゃんしんお皿取って」という安田さん。リーチの問題?安田さんからは距離あったのかな?甘えてる?

 

00:34:23

「これ(シイタケのホイル焼き)にすぐレモン絞る奴嫌いやねん」

「わかる~わかる!」

 

直後「そのトゥーリオ(通りよ)」という安田さん。

それに喜ぶただよしんご。

 

……とその時、村上さんの焼酎をグイッと飲む安田さん。

飲んだ瞬間に「(あれ、濃さ違うな)」と気づき、レモンがないことを目視。

その瞬間に村上さんに見つかり、そっち~と言わんばかりに両手で安田さんの焼酎の方を指さす。

「いやいや、分かるやろノーレモン!」と天然取ったど!!!と言わんばかりに畳みかける安田さんだけど、ガン無視で自分の濃さの焼酎を渋い顔で飲む安田さん。

構ってくれないのに気づいたのか、普通気づくやろ!と安田さんの方に向けた掌をしばらく止めた後、所在なさそうに自分の太もも叩いて戻る村上さん。Kawaiiの渋滞。

 

00:35:04

「キッチンで飯食いながらドランクするなら~」

「トランプ!?」

「え?」となぜか大倉さんに聞く村上さん。

「わからへん。トランプ?」とノールックで答える大倉さん。

「ぅん~…ドランク(酔いつぶれる)!」

「ドリンクな」

「過去形なってしまった」

「いいよ」 

 ドランクも正解ではあるんだけど、ちょっと馴染みがなかったようだ。

世界が安田さんに追いついていない(?)

 

「バター…つこてんな。戻しとこか」几帳面。

「あ、使いました。バター加減いい?」

「…もう一個いこか!」

 

「もう半かな」

「あ~、半やな」

ただよしんごは舌の相性がいいのかもしれない。

うまい!のテンションもいつも似てる。

 

バターを冷蔵庫に村上さんとぶつかりそうになってすぐ道を譲る安田さん。

「美味しいけど、入れた方が…(いいね)」という安田さん。優しさの極み。

現状でもいいけど、こうすると更にいいって言い方が優しい。

あと、いい意味で安田さんは「美味しい」に対する舌の許容が広い気がする。

  

00:38:10

「これみんな真似して作ってほしいなぁ!」

良いものはどんどん共有してほしい安田さん。聖人では。

 

00:38:29

ピーマンのレシピはバーの人に教えてもらってんという大倉さんの発言に

「Bar」と英語の流暢な発音をする村上さん。

大倉さんも複唱(大倉さん結構複唱しがち)安田さんも複唱。

Bar三重奏。

 

00:38:42

おそらく前のテーブルにいても全然映らないからと、横丸パンぱんだぬいがキッチンテ―ブルに移動。誰がやったんだろう?愛。

 

00:38:46

大倉さんがお酒のおかわりするのを見て、戻ってきたタイミングで、大倉さんの方が近いにも拘らずお酒を注ぐ村上さん。炭酸まで入れる。

気遣いの鬼。それともオカン?

 

00:39:28

村上さんの話を聞きながら洗い物をする大倉さん。

ちょっと話聞いてない?

 

00:40:24

色んな仕事してたら興味持つよね、という村上さんの話に

「今…」と止まる村上さん。(構ってほしくて止まった?考え事?)

「今何にハマってる?なにがおもろい?」と聞く大倉さん。

結構こうやって旬の話を交換するのかなぁ。

 

そこから千利休の話へ。

 

淡々ときちんと話を聞きながらも、調理の手を止めない大倉さん。

相槌が多い。これは嬉しい。

大倉さんが相槌しなかったら安田さんがするのかもしれないけど、安田さんは静かに聞くタイプかも。 

倉安は聞き上手なうえに、アンテナが広いから、だいたいのことは嫌がらずに聞いてくれるのかもなぁ…とじぃんとしてたら

 

00:43:08

「長いな!」とカメラ目線で口パク。

ニカっという笑顔。恋に落ちる音がした。

 

それを合図にするがごとく動き出す安田さんだけど、なぁ!みたいな感じで村上さんに呼び止められて行くのをやめる安田さん。優しい。

 

飽きたのか、遊んでるのか、たびたびカメラ目線になる忠義さん。

こっち見ないで。照れる。

 

00:43:43

喋りすぎて喉が渇いたのか、お酒がないことに気づいて立つ村上さん。

村上さんが立った瞬間、後ろにある焼酎の瓶をすでに用意する安田さん。気遣いの鬼。

 

00:44:10

大倉さんにこれそっち置いといて(推察)と言われた卵の容器を置くだけじゃなくて、そこのもの全部洗いだす安田さん。やっぱりできる嫁。

 

00:45:00

お酒を飲むついでに腕時計を見て、こっそりちゃっかり村上さんが話し始めてからの経過時間を計算する大倉さん。(おそらく)

 

意外と節水しない安田さん。

で、洗い物終わるまで全然食べようとしない安田さん。プロフェッショナルかな?

村上さんが無邪気なのが好きなのか、倉安がちょっと二マッとしてるの可愛い。

 

 00:47:31

「この話難しっ!」とここでやっと大倉さんのツッコミが入る。

満足したのかトイレにいく村上さん。

 

00:47:42 

「大学の授業みたい~」

「じゃあもう学校行っちゃう?」

謎理論の安田さん。

 

00:47:57

なんの説明もなくニラ玉を作る大倉さん。

「まだ食べてないわぁ」な安田さんにあーん。

 

00:48:24

「ぉあ!」の声。「え?」と反応する安田さん。

そのあと水を出す安田さん、またシャワーになるも一度蛇口をリセットできることに気が付いた模様。成長。

 

00:48:47

クシュっ!のくしゃみに「わぁ!大丈夫か」と反応しながら背中をさする村上さん。

こういう時はありがとうを言わない安田さん。

「あ~危なかった、危なかったじゃなくて出たんや。(出るのを)止めようとしてたんや…」

「せやった…」

相槌は謎だけど、優しい。

安田さんは、脳の処理が全部言葉に出ちゃうタイプ。

 

00:49:17

「氷を入れていただけると幸せでございま~す♪」

(それまでも動きたそうにしていたが2人もいるんで気を遣っていたよう)

それに慌てて氷を用意する村上さん。大倉さんの方が近いのに。大倉さんは微動だにせず。

「酔うて来てる?ヤス」

「ん?そうかもね~」

「まだやろ」

「カモンっ!(氷を入れてもらう)…ぬ…カモネ~!今の何かわかる?」

「○○やろ(←聞き取れず)」

満足そうにニコッと優しく笑って、「ありがとうございます」という安田さん。

 

00:50:02

難しい話の延長で気になったことがあったから、家に帰って本読まないと、とこぼす村上さんに「読める?」と絡む安田さん。

 「まだ酔わへんわ」

 「いや、こっからの量考えて?」

と。目の前の瓶を全部飲ませようとする安田さん。鬼畜。

 

「濃さ変えよ」

「……薄いのに?」

「濃いの」

「濃いの!?」

 

村上さんが帰って本読みたいって言ってるのに、どうしても本を読ませない方向にもっていこうとする安田さん。鬼畜。(2回目)

 

00:50:53

「牛(肉)どうする?」のくだりで、何かの摩擦音?で「ギュウ」という音が鳴る。

「牛って言うてるで」

に対して親指をグーにする村上さん。

それを真似て(`・ω・´)bする安田さん。 

エド晴美」

「ぐー」

良いただよしんご。

その後ろでお酒が美味しくてルンルン踊る安田さん。

 

00:51:43

「肉叩いて塩コショウする?」

「どうぞ」

「ん?(聞き返す)」

「『肉叩いて塩コショウする?』やって(何故かそれを言った安田さんに伝える村上さん)」

「俺は肉は知らない」

「ちゃんしんやってや」

「焼けるやんか(誰でも)」

「だしょ~?(でしょ?)」

 

00:52:43

理由は分からないけれど、村上さんの発言に喜ぶ安田さん。めっちゃ彼氏っぽい。

 

00:53:00

「お前食わんねんやんか!(作っても)食べる?」

「ん?」

「みんな食べるか」

「みんなで食べる!」

 安田さんの小食を気にする村上さん。

 

00:52:00~

このあたりからみんな自由になりだす

(特にただよしんご。酔いが回ってきたかな?)

 

00:53:16

まな板に水がついてるのを手で払うだけの安田さんと、キッチンペーパーで拭くムラカミさん。いいぞ、安田さんのワイルドさが出てきたぞ(?)

 

00:53:47

「豚肉なしでやるわ!」

と宣言した後にスタッフさんの方をニヤリと見る大倉さん。

天性のいたずらっ子。

でも直後に「あとで豚肉で違うの作るわ」

手順を教えてほしい村上さんが「それは待ったろうや」とフォロー。

で、焼きそばは後程に。

 

00:53:50

氷を入れて帰ってくる村上さんを見てすぐ動く安田さん。

「ちゃんしん、(お酒)作る?」

「おん」

と村上さんの割りを作る安田さん、作り終わってから指で混ぜちゃう。

 

実はこの時、ダバダバ~!っと焼酎を8分目まで注いでる安田さん。

チラチラっと村上さんがこっち見てないか気にしながら作って、8:2の焼酎が完成してからニマーっとしてる時の顔、すっごい悪い顔してた。やば……

 

00:54:11

「(濃くしたよ)」

???????????????

口パクでカメラに語り掛ける安田さん。唐突なリア恋。でもホラー。

その横で何も知らずにニコニコとジャニーさんのステーキの話をしてる村上さん。

コップの中身に気を付けて……

 

00:56:00

お肉を切るのに、シイタケ切ってた大倉さんがどく。

そして、使ってた包丁を洗おうとしたら「あ、ええやんもう」と洗わんでいいよと言いつつ、調理に使ってた割りばしを加えちゃう村上さん。合理的。

そしてその間に次のお皿の用意する安田さん、やっぱりできる嫁。

自分の咥えてたお箸でお肉切っちゃうの可愛い。

 

その肉を切ってるのを「ええ景色や」っていう言う安田さんの言い方。好き。

 

「うまい!!!」大倉さんいつも爆音。きっと村上さんは嬉しいはず。

うまいもん食べた時の安田さんの渋い顔好き。

すぐ酒っていうのも良い。

 

00:57:47

「ごぅごぅ!(GoGo)」という安田さんに呼応するように「がぅがぅ!」という大倉さん。可愛い動物園。

 

00:58:03

焼きそばレシピスタート。

 

豚肉の調理を始める大倉さん。

しばらくキョロキョロしてから「ボウルある?」と聞く

ひなやすはわりかしお互いに気づくことが多いけど、大倉さんは意外と構ってもらえなかったり、気づいて貰えなかったりが多い。

でも、ちゃんと安田さんが動いてくれる。

「あざます」

「はぃよぉ~」

  

00:58:30

ホイル焼きを乗せてた使い捨てのお皿がまだ使えると判断した村上さん。

「(汚れてへんから)使えるやろ」

「なぁるほど」

とお皿を置きに行く安田さん。ルンルンで歩くの可愛い。

村上さん、使い捨ての食器とかでも大事に使いまわしてる。さすが物持ちがいい人。

  

 00:59:00

 ぼち夜がいつだったか聞く村上さん。

大変さを思い出して大きなタメ息をつく村上さん。

そのタメ息のクセの強さに喜んで笑う安田さん。可愛い

 

「チーフ、あの3日間辛かったな!俺が勝手につらかったんや」とケラケラ語る村上さんと、「色んな時間が流れてましたね」と言う安田さん。

 それぞれの味が出てる。

 

00:59:22

「誰や、しいたけのいしずき捨てたやつおる」

「ワシやないよ。ワシやにゃ~!(じゃないよ)」

「え?嘘やん」

「あ、ほんま?」

「へ?」

「大丈夫よ」

「(俺は)捨ててないで」 

 ホェ?という顔の安田さん。

言い方が可愛すぎて惑星ひとつ爆発しました。 

 

でも、それに対してすぐ「大丈夫よ、入れんでいいよ」という大倉さんと、「ヤスやろ。俺捨ててへんで……まぁもう、俺(ってこと)でええよ」とフォローする村上さんが優しすぎて泣いた。愛。

 

で、こっそりそのいしずき拾って洗う安田さんに爆笑する村上さん。

 その後「切った!切った!」という安田さん。

いしずき取るときに指切っちゃった?

結構連呼するけど、みんな割と無視。

「切れた」

「へ?」

「にしちゃんや(?)」←共通の知人?

でも村上さんが大倉さんに何やら話しかけて一緒にケラケラ。

淋しそうな安田さん。

 

「いしずき欲しい人言ってください」

「いつでもいいよ」

「おっけ(即入れようとする安田さん)」

「あ、ちょっと待って、入れたアカン入れたアカン」

「えぇアカンの……」

 

「欲しい時、欲しい時言ってくださいね。今手で振ってますんでね。水切ってますよ~!(水道出っ放しなのに気が付いて)水止めますね、はい」

と突然行動すべてを実況をしだす安田さん。

その傍らで頼まれてないのに、油にニンニクの香りを移す作業を率先して手伝う村上さん。働き者。

 

「だいたいヤスが捨てたんやけどな。間違ごぅて捨てたやつ」

「これは、間違って捨てたんじゃなくて、こいつらが『逃げたい』っつってた」

「て言うて、お前とうとうシイタケと喋れるようになったんか」

「そうですよ。ずっと家で喋ってるから」

「あははは、ヤバイ奴やん」

「俺シイタケほんと好きで、喋れるんすよね~」

滔々と語る安田さん。目がバキバキ。ゾーンに入ってらっしゃる?

 

「誰も拾ってくれへんねんね、そこは」

身内ネタで盛り上がるただよしんごを寂しそうに見つめる安田さん。

なぜかただよしんごの話終わりにボソッと「…ありがとう」言う。

 

01:01:30

大倉くんが使い終わったボウルを滑らかに回収する村上さん。仕事人。

 

01:01:47

「なぁヤス、『旨味と旨味がぶつかると』どうなるんやっけ?」

を気に入ってる大倉さん。

でも、「ん?わけわからんくなる…!」と忘れている安田さん。惜しい!

 

01:01:16

前髪を両手の小指でかき上げる村上さん。Sexy Roze

 

01:02:34

大倉さんがカット野菜を入れていたザルを洗う村上さん。

「(水で)サラサラすんねん」擬音語で表現するの可愛すぎでは。

 

01:02:54

「蓋!」

「タッフ!タッフ!」

と言いながら探す村上さん。見つけ出すも

「合わん!」

「ないないない!……あった!(さっきより小さいのを渡す)」

「足らんん!」(ノリツッコミ)(楽しそう)

「もう一回だけ来るから、このくだり」

「もうええねん、このくだり…」

「(蓋)あったわ、はい」

「足らん!!!」(ノリノリツッコミ)(非常に楽しそう)

大満足ひなやす。

蓋は全て洗いものに(笑)

 

01:03:57

「蒸そう」

「池上?」

「無双!」

「池上?」

「無双!」

でゲラゲラ笑うただよしんご。尊い

※池上無双:ジャーナリストの池上彰氏が選挙戦後の特番で政治家に容赦ない指摘や質問を浴びせる様子を指したネットスラングのこと。らしい。

 

01:04:15

「あかん!」

「あかん!」

村上さんの喋り方大好き安田さん。復唱。

 

01:04:41

こっそりアメリカンな驚き方をする大倉さん。

「牛脂忘れた!!」

可愛い。

 

01:05:23

 いしずき入れてもらってないことに気づいて、いしずきの入れ物を村上さんに渡す安田さん。何で一回村上さんに渡したの?Cute

フライパンに入れてもらってウンと頷く安田さん。よかったね。

 

01:05:56

手順がぐちゃっとして混乱した大倉さんが、再びアメリカンポーズ。

その後、よろついたのを村上さんに支えてもらう大倉さん。

ふわふわしてる大倉さん、楽しそう。

 

01:06:11

「麺入れます!」 

「おかしなってるわ、もう」

 

まるちゃんが憑依したのかな?っていうリアクションな大倉さんにニコっとするけど、2人の世界に戻るひなやす。

ここで急に大倉さんとひなやすに会話がパックリ分かれる。

 

「絶対後から恥ずかしくなるやつや…」

 

大倉さんのレシピ語りの後ろで、村上さんがもっと飲めるよって話をしてるひなやす。(ここでも飲まそうとしてるの?)

 

01:08:02

急にサッカーの話をスタッフさんと始める村上さん。

「あれ何であんなに走れるわけ?」

と聞く時がめちゃくちゃ可愛い。女の子みたい。

ただよしんごはサッカーの話をするけど、全く入らない安田さん。

でも、村上さんの言い方には相変わらずツボッている模様。

「『行ったんやぁ~~』。言い方がええなぁ。おばさんやないんやからね。『行ったんやぁ~』って……」 

と、喋ってから村上さんをチラと見ると村上さんは気づいてない様子。

「聞こえてないですぅ~」としょんぼり。

 

01:09:10

「ツリ―見てるとクリスマスやねんなぁって思い出すなぁ」

ツリーを画角内に入れようとする→破壊

「折れてますよ~!!!」

オイスター入れます」

 

マイペースなただよしんごとその両方を拾おうとする安田さん。

現場は大混乱!

 

「くっついとんのか!あ、コンセントかいな!!」

カメラの向きを変えようとするもなぜか戻るカメラ。

後ろで聖母の如く温かく見守る安田さん。

べいびーを運んでくる村上さん。

「ここやんか!(爆音)」

ちゃんとアメの飾りのバルーンも持ってくる村上さん。丁寧。

それで、さっき破壊した時に取れたツリーの玉飾りを、横丸パンぱんだの前にコトリと置く村上さん。愛。

ちょっとツリー見せようとしただけで、えらい目にあった村上さん。

「もうしらん!」

 「(笑)」

 

 

01:11:35

「ちゃんしん!ここ(カメラ前)来て、『難しなぁ』ちゃんと言うて!」

「難しいなぁ…」

「(笑)」

時折出る、安田さんの謎のおねだり。

 

01:11:45

焼きそば完成!

真っ先にホクホクの焼きそばに箸を運ぶ村上さん。

やはり、村上さんは姫?

 

01:12:00

左のカメラの位置を気にするひなやす。

最終的に安田さんがカメラマンに。

 

「うまい!」と一通り食べた後、大倉さんにあーんする村上さん。

安田さんにも。

(そして絶妙に映らないひなやすアーン。恐らく課金コンテンツなのだろう)

 

01:13:35

「ちゃんしん何作りますかぁ~?」

しばらく考え込む村上さんと、その顔を見て愛おしそうに笑う安田さん。 

「これからの『国』」

「くぅ~~~~にぃ~~~~~~???」

「(大爆笑)」

互いに互いの反応で爆笑するひなやす。世界遺産に認定。

  

01:13:57

この時点で2時間が経過。

「飲める人飲もうや」

「なぁ」

大勢で飲みたい村上さん。人が好きな村上さん。

  

01:14:16

村上さん、一旦カメラから消える。(所用?) 

「今のなんや『ダァア』って(身振り手振り付き)」

「わからん」

村上さんの挙動に、ともに???な倉安。

 

01:15:00

チャーハンは冷やご飯か温かいご飯か?について語る倉安。

安田さんは冷やご飯から作るそう。

 

01:15:40

マイク復活&村上さんおかえりなさい

 

01:16:20

着々と村上さんがチャーハン作るための準備を進める倉安。

やはり姫では?

 

01:17:10

ワイン飲むためにシャンパングラスを用意する安田さん。

グラスをこかしてしまうも、村上さんと起こしてあげる。共同作業。

その後謎の村上さんのアメリカンポーズ。

安田さんがこかしたときに言った「Wow!」のポーズらしい。なにそれ可愛い。

 

アッツアツのご飯をボウルに入れ替える安田さんと、ゴミ袋を張り替える大倉さんと、おっちんしてる村上さん。

実は、村上さんの料理工程にめちゃくちゃ気を配ってる大倉さん。お母さんかな?

 

01:19:53

「ヤス」

「はい?」

「これ取って(面倒になった?)」

アッツアツのご飯を素手でへつる安田さん。

「うわ!お前熱ないん?」

「熱いよ!」

 

その後ろでガタガタうるさい村上さん。

冷蔵庫の引き出しうまく直せない。天然?

 

01:21:00

「シイタケ」

「たけすぃ~~」

の身内ネタ(?)で爆笑するただよしんご&安田さん。

 

そこから、夜な夜な☆ヨーnightの誕生秘話へ。

 

「改訂版やろうや」

「UPDATE版!?」

「ええやん!」

……何卒よろしくお願い申し上げます。

 

「3人で近くの中華行って」

「目黒の中華や!」

「そう」

 

01:23:13

中央のカメラ位置を調整する大倉さん。

(この時映るクリスマスツリーのコードがピンピンに張ってて笑ってしまう)

 

「(夜な夜なから)8年やってぇ。じゃ、8年こんなことしてんねんな」

「そう思うと、相も変わらず楽しく酒飲んでるね」

「ほんまやわ」

「ええですなぁ~」

   

01:24:23

突然爆音で乾杯する村上さん。

楽しそう。 

 

01:24:46

ひなやすわちゃわちゃクッキング実況。

「包丁のスペースも早い、スペース?」

「ペース?」

「あ、ス、入ったらえらいことなるね。話変わるやんね」

「(吹き出す)」

「ちゃんしん、聞いてくれる?」

「ん、ちょっと待っ…」

「無理。待ってるから」

「はい…はい…言うて?(優しい声)」

「包丁のスペース」

「スペース?」

「包丁のペース、どっち?」

「ペース」

「どっちが?」

「俺の包丁のペース、ってことでいい?」

「(嬉しそう)」

「な、なに俺今タガ、タガログ語喋ってる?」

引き笑いが凄い安田さん。

なぜかそれを真似する村上さん

ひなやす鳴き声大会。可愛い動物園。

 

01:26:00

安田さんが村上さんが料理しているところを撮影。

上からの画角麗しすぎてスマホ割れるかと思った。

みじん切りをどアップにする安田さん。

手フェチの小生、大歓喜

 

01:26:54

「邪魔やなぁもう!(玉ねぎに言ってる)」

「じゃあ離れますわ!ええですわ!もう(わかってて拗ねる安田さん)」

「ちがうちがう、これがやんか」

「そっちがね」

愛。

 

01:27:12

「キンプリ見たらもう村上くんの顔が浮かびますって」

「そら悪いことしたなぁ……」

バツの悪そうな顔。楽しませよう&楽しもうとした結果、人に大きな印象を残しがちな村上さん。それで他者の邪魔になるのはきっと不本意で。

エンターテイナーとしてプロだなぁ。

 

「『koi-wazurai』買ってたよね」

「買ってた」

「でも『友よ』もいいけどね!」

まだ販促する大倉さん。商売人。

ドリアイでkoi-wazuraiを歌ってくださりありがとうございました…!

 

01:28:28

安田さんが焼いたタン?の焼き加減について村上さんのコメント。

「えーへーえーへー」(?)

「よう聞く言葉やけど、誰もが聞いてないなその言葉」

大爆笑のひなやす。

「俺めっちゃ聞くよ、俺は聞くけどさ」

良い関係性。 

 

その後の調理工程をなぜか全部安田さんが代わりに話す。

3分間クッキングかな?

 

01:29:37

村上さんのガチャガチャ音が気になる安田さん。

 

01:29:55

ひなやす飲みの話

「ちゃんしんてさぁ、年あけの…泊まらしてもらって、酒飲んで、おつまみ食わしてもらったことあるよね?」

「あるよ。何回もあるよ」

 

01:30:20

村上さんのお酒が空なことに気づく安田さん。

「これ(新しいお酒)作っていい?」

「全然いいっす全然いいっす」

安田さん、あの、8割どころかなみなみと焼酎入れましたね?

また悪い顔してるんでしょ?家帰って本も読まなきゃいいと思ってるでしょう?

恐ろしい子

 

01:31:09

「ヘラほしいな!」

からのヘラを探す安田さん

 

けれどヘラがなかったので、今度はおたまを探す安田さん。

食器の引き出しばかり探してる。可愛い。

ヘラ発見からの、ガチャガチャチャーハン開始。

 

01:31:25

冒頭で「わびしいな!」と言いつつ、なんだかんだゴマをつまんでる大倉さん。

 

01:32:20

ぼち夜上映会のタグが世界一のツイート数に輝いた話。

「多分その瞬間だけなんにも起こってなかったんやと思う」

ただよしんご大爆笑

「でもすごいやん」

「でもすごいやん?」

ちょっとシニカルな言い方をしても、リカバリーが早くてうまい信頼と実績のただよしんご。

 

 01:33:52

安田さん、大倉さんのところに合流。

ここで動画の冒頭の部分に繋がる。

 

大倉さんって酔うと髪の毛かき上げて鳥の巣になりがち。

 

01:34:48

クリスマス会をやってる人がいるかいないかについて。

「いるかもしらんけど」

「おるかもしらんけど、やってる……」

安田さんを見つめる大倉さん。

安田さん、しばしフリーズののちに大倉さんを見る。

「『おらんかもしらん』」

大倉さんによる補足。良い呼吸の2人。

 

01:35:50

華麗なるチャーハン返し村上さん

(多少ご飯粒がフェードアウトするのはご愛嬌)

 

「色々あったけどよか…うぅん!」

とチャーハンのガチャガチャ音にかき消される安田さん。可愛い。

 

01:36:50

1人でクリスマスの人も多いよね、という話題。

「寂しくないだろ」

「イエーイ」

倉安ピースからの

「ちゃんしん、ピースして!しゃがんでピースして!」

「え?」

「ピースして、ピース!」

どうしても3人で映りたい安田さん。kawaii 

「なんやこのほんわか会話…」と笑う大倉さん。

大倉さんも、ほんわかだと思ってるのね。

 

01:37:37

できたチャーハンをフライ返しで味見する村上さん。

「うわ、ベチャベチャやん…」と独り言。(にしてはデカいボリューム)

安田さんが「ん?」と反応。

 

「ここまで来たらもうラジオやけどな」

「えっとじゃあ、映像消す?」

謎理論、安田さん。(2回目)

 

で、実はその後に何か調味料?を足そうとしている村上さん、なぜかフライ返しを手放すと床に落ちている。(ほんとはふちに引っかけたかったのかな?)

天然発見。

でも、余熱で火が入りすぎないように隣のコンロにフライパン移すのは、プロ。

 

01:38:10

「そろそろ僕と同じ濃さで飲んでる皆様は、えー、酔っぱらってます、か?」

超絶かわいい首コテン。

ふふっと笑う大倉さん。彼氏さん?

 

安田さんのお酒の濃さを真似したらあかん~というくだり。

「同じだけの感情を持って」

「『感情?』」

「そう。飲んだ分だけ『感情』が生まれるから」

笑いをこらえる大倉さん。

「なかなか伝わらない言葉なんでしょうけどね~」

カメラに向かってゴメン!というポーズを取る大倉さん。

そのゴメンは安田さんへ?視聴者へ?

 

そしてチャーハン完成!

 

01:39:48

チャーハンのフライパンを置くのに鍋敷きを探す倉安。

「ありました~!」

とそこに村上さんがフライパンを置くと、スタッフさんが笑っている。

何か変な置き方したのかな?

絶妙な顔で置き直す安田さん。

 

01:40:06

この時点で2時間半が経過した模様。

5本スプーンを持ってくる大倉さん。(スタッフさん用?)

で、チャーハンに真っ先に飛びつく大倉さん。

「うわ!うまいうまい」

 

自分のお皿にスプーンを置く大倉さんと、使ったスプーンをフライパンに置く安田さん。

 

01:40:46

「アツッ!!!!!!」

自分のチャーハンを食べようとしてフライパンの端に当たっちゃう村上さん。

しかものけぞった時にベイビーにぶつかる。

椅子に座ろうとしたときにフライパンの持ち手を蹴ってる村上さん。

天然の渋滞。

「(天然)やめてや!」

「嫌いやわぁ…!今の」

「今のいややなぁ」

「うん」

 

それと同時に、村上さんが安田さんのクッションに遠慮して床に座るから、村上さん用の椅子を用意する安田さん。

と、ゲッラゲラ笑いながらもやけどしないように、スプーンをフライパンの外に出してあげる大倉さん。

福利厚生が凄い。

 

01:41:14

なぜか大倉さんの太ももを一瞬触る村上さん。Why

 

01:41:25

自分の使ったスプーンの置き場所がなくて、安田さんの前のお皿に置く村上さんと、直後それで食べようとする安田さん(?)

自分のスプーンに気づいて

「ちゃんしん、これ使って」

「はい」

 

ただよしんごに比べて、意外と一口が小さい安田さん。(熱い?)

 

01:42:30

スタッフさんへのチャーハンをよそう村上さん。気遣いの鬼。(n回目)

 

01:42:38

「そんなテレビみたいに、ひとりひとり『どうでしたか?』みたいな感想なんか聞いていかんからね」

「ないからね。勘違いしないで」

「2時間半か…どうでしたか、安田くん」

「そうですねぇ…」

即座にツッコむ村上さん。さすがツッコみ王、酔っていてもセンサーが生きていらっしゃる。

そのツッコみ王っぷりに大爆笑する大倉さん。

 

01:43:27

安田さんによる「夜な夜なクリスマス会」総括。

 「『自分の好きやわぁ~』という時間を見てもらえることを幸せに感じています」

「好き」をどんどん共有してくださる安田さん。素敵な人だなぁ。

 

01:43:45

「うわ~」

「(反応して振り返る)」

「めっちゃ飲んでるな、ヤス」

(喋り方で判断?お酒の瓶の減り具合を見て判断?)(おそらく後者かなと)

「……もうちょっと飲めるんすけど」

「あいあい」

「『あいあい』??でも、もうちょっとだけ飲みたいんで。僕は。だもんで…」(倒置法)

「ここらで『へにゃあ』する?へにゃ~言うたらアレか……」

 終わりにすることを「へにゃ~」という村上さん。天使では?

 

突然、厠へ行く村上さん。

「え、今大事なこと言ってたよ!」

終始そのやり取りを見て笑ってる大倉さん。

 

01:44:22

コショコショ話の倉安。

「アイツ無茶苦茶やな」

「無茶苦茶やな!無茶苦茶なやつ好きやけど…」

「今度やるとき、アイツはぶいてやろう」 

悪い顔でニヤニヤ喋る大倉さん。良い顔。

村上さん大好きな2人。

  

01:45:14

「終わったん?」

「アッハッハッハッハッハ!!」

「(笑)」

大爆笑に包まれながら、夜な夜なクリスマス会、終了!

 

 

 

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以上、大大大ボリュームのタイムテーブルになりました。

 

皆様も、8:2の焼酎を片手にぜひ何度も楽しんでくださいませ~!!!

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

推しに会えないから真冬の滝行に行ってきた。

 

宗教勧誘ではないので安心して読んでください。

 

 

2月某日。

私は、滝の前に佇んでいた。

 

気温5度。

水温はわからないが、とにかく気温よりずっと低いことは確かだ。

 

鬱蒼と茂る木々とゴツゴツとした岩場の隙間から、轟轟と一筋の滝が流れている。

身に纏っているのは水着と行衣のみ。

今から私は滝に入るのだが、どうしてそんなことになったかというと、時は昨年の10月まで遡る―。 

 

 

 

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目次

 

1.煩悩まみれの日々

(↑愚痴っぽいので、ぜひ読み飛ばしてください)

2.そうだ、滝行しよう

3.感想

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1.煩悩まみれの日々

 

 

 

 

 

 

 

 

UPDATE行きたかった!!!!!!!!!!!!(爆音)

 

 

 

10月初旬。

関ジャニ∞47都道府県ツアー、UPDATE。

  

短いエイター歴の私にとって、初めての小規模のツアーキャパだった。

関ジャニが5人でやっていくと腹を決めた全国ツアー。

どれほど大事なツアーになるか、想像に難くなかった。

 

しかし、約60万人いるファンクラブ会員の中で参加できるのは約6万人。

絶対に行きたいと思った。

それは、自分が最強の運を持っているとか、自信があるとかではなく、とにかく「行きたい!!!!!!」という気持ちと初心者ゆえの「ツアー=会える」という思い込みによるものだった。

もちろんファン全員が同じ気持ちだったと思う。

 

しかし、私は落ちた

当落日、いい大人が帰りの電車でさめざめと泣いたのを昨日のことのように覚えている。

 

だがしかし、チケ運が飛びぬけて良いわけではない私にしては珍しく、10月12日開催の「関ジャムドリームFES」に当選していた。 

47都道府県を巡るのを見送ることができないけれど。

せめて、初めて冠のフェスを見守れたら。

そう思っていた矢先。

 

10月12日、台風上陸。

フェスの中止。

 

エイトさんもeighterも涙をのんだ一日だった。

でも、出演者、来場者、スタッフの安全のためには英断だった。

だが、許さんハギビス

 

ただ、私にとってどん底の状況であったことは間違いなく、その三連休は毎夜酒を飲み明かし、ビール2杯で出来上がる私が一晩で一升瓶を空けた日もあった。

分かりやすく、酒に逃げた。

よい子は真似しちゃダメだぞっ☆

 

 

無論だが、エイトさんへの不満とか参戦した人への黒い感情みたいものは全くない。

羨ましくないといえば嘘になるが、好きな人に会いに行けることは素晴らしいことだから楽しんできてほしいし、エイトさんも二度目の47 ツアーという偉業を成し遂げてほしい。

 

しかし、行きたい!好きな人に会いたい!

ただその純粋なる1点において、自分の欲望を押さえることができずに、本当に情けないことに、関ジャニ∞TVも行った人のレポも見れない日々を過ごしていた。

優しい関ジャニさんが「来れない人も多い中で……」と配慮を見せてくださる度に、わたしは行けないんだということを改めて思わされて辛かった時期もある。

酷い時は10月以降に番協などで会えた人すらも羨望の対象で、黒いものが身体の奥の方から、マグマのようにゴポゴポと湧き上がるのを毎日感じていた。

 

あまりの病みっぷり。

そろそろ自分でも飽きてきた。

だが、感情は止まらない、止められない。

 

そんなある日、ふと思った。

 

 「どうして好きなものを追いかけてるのに楽しい気持ちになれないんだろう?」 

 

そう気づいた瞬間、

 

 

 

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笹食ってる場合じゃねぇ!!!

 

 

 

じゃなくて、鬱々してる場合じゃねぇ!!!!!

と思えた。

 

心がカビだらけになっていたので、ハイターしなきゃ。

何度でもファンに真摯に向き合ってくれる、丸の大切な日やくらすます、ボク。を読んでいて益々そう思わされた。

鬱々してる場合じゃねえ。

彼らの新しい旅路をしっかり応援せねば。

 

しかし、長い間続いた気持ちは変わらなさそうだった。

となると、身体的に痛めつけるのが一番と考えた。

 

筋トレ?いやいや全然足りない。

となると?修行?お寺とか?

座禅とか読経かな........

 

いや、もっとキツそうなの........

 

 

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そうだ、滝行しよう。

 

 

まるで京都のノリで思いつき、検索して予約した。

 

 

滝行。

打たせ湯など体験したことがある人はわかると思うが、高所から落ちる水に打たれるのは結構痛い。

しかも、この年間で一番冷える2月。

水温は間違いなく1桁。

極寒の滝行。

 

......ええやん!

腐りきった心にはめちゃめちゃええやん!もってこいやん!とニヤァと笑った。

もともと頭は変だが、鬱々とした気分が益々変にしていたという自覚はある。

 

しかし、私はその時知らなかった。

真冬の滝行がどんなものかを知らずに......

 

 

 

 

 

 

 

2. そうだ、滝行しよう

 

さて、滝に挑んだ日に時を戻そう。

当日の流れは、こうだった。

 

①申込書と誓約書を書く

②住職さんのありがたいお話

③読経

④座禅

⑤滝行

 

 

まず、滝行はかなりのリスクを伴うということ。

滝に打たれることがそもそも体力を使うし、水場での転倒などによる怪我などのリスクがある上に、極寒で冷水。

やり方を間違えれば一発心臓発作、搬送である。

それらを理解したうえで、十分に注意書きを読んで誓約書を書いた。

 

その後は、住職さんによる人間とは、心を豊かに生きるとは、のお話を聞いた。

eighterなら分かると思うが、ボク。とほとんど同じ内容だった。(ほんまか?)

住職と同じレベルの気づきを得ている安田さん、ほんまに凄い。

 

 

そして、次に読経。

見慣れない言葉の文字列と、普段出さないような声で読むので慣れないことだらけだったが、読経をしてると、自分の低い声が身体の中がわんわんと共鳴する。

それが思ったより「気持ちいい」。

お経なんて、あまり普段触れるものではないけど、結構音楽的で、やってみると気持ちいいもので驚いた。

 

 

 

次に、座禅。

足を組んで20分、心を静めて呼吸と自分の内面に向き合うというものだった。

 

動いたら叩かれるというイメージを持ってる人も多いと思うが、今回の体験では気合入れ的な意味で、動かなくても1人一回は叩かれる、というものだった。(ちょっと理不尽)

 

前の男の人のを見ていると、左肩と右肩をそれぞれ2回バシン!バシン!と叩かれていたのだが、その音が結構大きくてビックリした。

木の棒で叩かれるなんて、剣道経験者か昭和の竹刀を持った教師を知る人くらいじゃなかろうか。

 

いざ、自分の番になった時、ドキドキしたが、叩かれてみると痛いというより「重い!」だった。

分厚い木の棒で、喝を叩き込まれるような叩き方だったので、体の中心まで揺れたのが分かった。

 

しかし、せっかくの機会、希望者は合掌すると再び叩きに来てくれるというので、おかわりさせてもらった。

痛かった。

ごっっっっっつ重かった。

 

けど、なんか、「お前しっかりしろよ!」と神髄まで叩き込まれてるような気がして、なんかスッキリした。

ここだけ読むと、お金払って木の棒で叩かれて滝に打たれて、私すんごいマゾだな…

 

 

ということで、喝をしっかり叩き込んでもらって、いよいよ滝へ。

 

 

 

 

水着の上から行衣を着て、滝の前に立つ。

まず、滝壺が山奥の岩陰にあるので、日陰で濡れた岩場の上で待つ。岩場は氷のように冷えており、外気温も一桁。待機の時点で既にだいぶ寒い。

先に男性がやってるのを見守ると、悲鳴を上げながら入ってるのを見てやはり相当寒いんだな、と少し怖くなった自分がいた。

 

そして、自分の番が回ってきた。

腹を括ってまず浅瀬でかけ湯ならぬ、かけ水をしてから挑むのだが、

 

 

住職さん「では、手首から徐々にかけてって最後に背中にかけてくださいね」

私「はーい」

 

 

手首、足、とかけたところで「あれ、意外といけるな?」と思った。

待機の時間で冷え切ったのか、水を冷たいと感じなかった。

冬場でも、外気温とそんな変わんないんだ~~これはいけるぞ!と思って、水を背中にバシャりとかけたその瞬間、

 

 

 

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小学生の頃に亡くなった祖母が一瞬見えた。

 

 

 

 

背中に冷水が触れた瞬間、頭の中のものが全部吹っ飛んだ。

 

いや、水、冷たッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

と、本能が悲鳴を上げた。

 

 

水をかぶった瞬間に、面白いくらい身体が震えだす。漫画みたいに膝が震えている。

いやいや、まじでこのまま行くのか?ちょっとでこんなに冷たかったのに、この源流に身を浸すのか?バカなの?死ぬの?

 

冷たさを知った途端、急に怖くなった。

でも、ここまで来たのだ。

冬に滝行なんて正気の沙汰じゃない!止める両親を振り切って、強い意志でここに来たんだ。

私の覚悟を舐めるなよ!と仏様に挑んだ。(挑むな)

 

 

滝のそばに祀ってある仏様に合掌して、遂に、滝壺へ足を踏み入れる。

流れ落ちる水流に近づくと、ドドドドドドという音で耳がいっぱいになる。

日常音でドドドなんて、ジョジョ以外で聞いたことない。

 

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そして、手足を滝に当てて、いざ入らん!!!!!!!!

 

 

ドドドドドバババババババ!!!

 

 

ドドドドドの音は、身体に衝突してバババババに音を変え、私の身体を吹き飛ばさんばかりに激しい打撃が全身を襲う。

 

入った瞬間に住職さんによる読経が始まり、般若心経を1周する間、滝行に耐えないといけない。

その時間わずか、1分少々。

 

物凄い衝撃と勢い。

少し力を抜こうものなら、東京ドームの出口の勢いで吹き飛ばされそうになる。

その圧が永遠に続く。

 

例えるなら、そう、スタープラチナの「オラオラオラオラオラオラオラオラオラ」を食らったらこんな感じだと思う。

 

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ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ

 

さっきからジョジョの例えしか出てこないけど、ほんとそれくらい命懸けなんじゃないかと思うほど、日常とは程遠い感情と戦っていた。

 

水はもう冷たいも凍るも通り越した、訳の分からない感覚に包まれていた。

もはや寒いのか冷たいのかすら分からないけど、目の前の景色も霞むほどだったことは覚えている。

とにかく未知の感覚に、飛んでしまわないようにするのが精一杯だった。

 

お経を遠くで聴きながら、願い事を心の中で唱える。

 

 

己の弱さを懺悔して、

現場に行けない辛さを投げ捨て、

強い自分になることを誓い……

 

健康と仕事を頑張ることを祈り、

家族の健康を祈り………

 

 

 

.......。

 

 

えっと……安田さんと村上さん、関ジャニさんのご健康と益々の繁栄をお祈りして……無事47 ツアーを終えられるように...

 

 

 

......あれ?

 

 

 

1分長くね??????????????????????

 

 

 

滝に打たれている間に、俗世の軟弱者は「まだかな」と3回は思ってしまった。

つまり、20秒おきくらいに「まだかな」となっていたようだが、やっている身としては3分くらいのような気がした。

 

それほど、なかなかにきついものだった。

そろそろご先祖様の気配を感じ始めた時、私は無事に滝行を終えた。

 

 

あとは、着替えて、最後にお参りして帰ったのだが、面白いくらいに身体に力が入らなかった。

眠いとか、しんどいとかじゃない。

意識があるまま、身体がだらりと脱力していた。

あと、その後めっちゃ熱が出た。

風邪をひいたとかではなく、体温が元に戻ろうと全細胞がうぉおおと熱を出したのだった。

 

いかに、寒い時期に冷水を浴び続けることが体に負荷をかけていたか、よーーーーーーーーーーーーーくわかった。

 

ごめんね、私の体。

体の生きようとする力をここでもまた実感したのであった。

 

 

滝行しゅごい、、、、、、、、

 

 

 

 

 

 

 

3.感想

 

結論、めっちゃよかった!!!!!

 

 

 

普段やらない読経や座禅も新鮮で良かったし、滝行は予想を超える過酷さだったものの、乗り越えた達成感が半端ない。

 

なにより、試しにコンサートのレポを見てみたら「いいなぁ...」と黒い感情が湧き上がっていたのが、「なるほどそんなことがあったのね。素敵やん!」と驚くほど冷静になっていたことだった。

 

滝の勢いが、悪いものを流してくれた。

 

 

ただ、一度やったくらいで効果が持続するわけではないかなとも思うので、またレポを見続けていくと、感情を取り戻してしまうのかもしれないけれど、それでも、あの日を境に身も心も強くなった気がする。

 

あと、圧倒的に「私はこの極寒の滝行を完遂した!」という自信が身体中を駆け巡り、生活がより一層楽しいものに化けたような、そんな気がする。

 

 

総じて極寒の滝行、3150。

ただ、絶対人には勧めない笑

 

 

でも、身も心も鍛えられ、心機一転関ジャニさんを真っ直ぐに応援できるようになって、本当に良かった。

私もUPDATEできたよ。やったね!

 

 

きっと私みたいにまだ凹んでいる人も少なくないと思うので、共に自分の人生楽しくする方法を見つけていきましょう。

いい意味で、ひとりじゃないよ。

 

これからも楽しいeighterライフを!

では!

 

 

 

 

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と、ここまで書いて寝かせていたこの記事。

 

昨日、コロナの影響で様々なイベントが延期や中止を余儀なくされた。

その日のために、どんな理不尽なことも辛いことも乗り越えて、その日を楽しむことだけを考えて生きていたと思う。

 

運がない?徳が足りない?

そんなことひとつもない。

毎日人がその人らしく生きているだけで花丸だから!!!

また次の機会、必ずあるその瞬間まで健康に生きていきましょう。命あっての物種。

 

それでも納得いかないなら、心ゆくまで荒れて悔しさを吐いちゃいましょう。

理不尽なものは理不尽。

凹み続けることが悪いことだとは少しも思わない。

でも、いつか前を向いて、また自分の人生豊かにするために歩いていきましょう。

絶対、然るべきときにご縁が巡ってくる。

 

 

偉そうに書いてしまったけど、現場に行けない辛さ、行けなくなった辛さを抱える人に「コイツ、チケ鬱で滝行てw」と笑い飛ばしてもらえたら。

 

現場に行けない気持ちと、現場に行けなくなった辛い気持ちが分かるようになったこの経験に感謝。

 

 

明日からも、愛するものを真っ直ぐに応援していくぞー!!!

嗚呼、ひなやす尊い

 

 

 

 

長文乱文失礼いたしました。

ここまで読んだ頂きありがとうございます!

では!

 

 

逆転口喧嘩に見る、ひなやすの性格と思考の違い

 

2020年1月25日放送の「関ジャニ∞クロニクル」の関ジャニ∞BASEにて披露されたゲーム「逆転口喧嘩」。

 シンプルに「ひなやすが絡んだ!」「尊い!」「ヤス>>>>>ヒナの構図最高!」という嬉しさが溢れて、そしてひなやすの性格や思考が浮き彫りになったんじゃないかと思って、気が付けばウォォと5500字も書いてしまいました(笑)

 肩の力を抜いて楽しんでもらえたら嬉しいです!

※以降、書くことは主観of主観で、これが実際のひなやすの何たるとも無関係なので「へぇ~この人こう思うんだ~」程度に眺めてくださいませ。

 

 

  

 

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1.逆転口喧嘩 全文

2.会話からのひなやす考察

3.感想

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1.逆転口喧嘩 全文

 

 

【お題:サプライズ】

賛成:村上   反対:安田

 

「うわーこれめんどくさいな、だってこれ」

「めっちゃ盛り上がるやんかでもこれは。(「いや」)やってもらったら楽しいやんね」

「いや、意外と恩着せがましいでこれ」

「でも、ほら、ちいちゃいサプライズもあったら、大きいのもあるやんか。大きいのになったら大変かも知らんけど、ちっちゃいのは嬉しいやん」

「いや、ちっちゃいのなんか、見慣れてるやろうし、やられ慣れてるやろうし。で、『やってもらった!やってもらった!』みたいなことを言ってもらってる自分が気持ちいい!みたいな感じなるからこれ」

「いや、でもやっぱ気持ちやからさ。(「気持ちって…!」)お金とか規模とかじゃなくて、気持ちが」

「そんなもん喜んでないって。人間汚いもん、みんな」

(このあたりから村上さんの顔が引きつりだす)

「そんなんサプライズして喜んでまっせ!みたいな顔してるだけやん。こんなん全然や!もっと大きなサプライズができるのやったらいいけど。例えば?(相手に例を求める)」

 「お…大きなサプライズ……」

 「大きいサプライズ。そら賛成できるわ!みたいなおっきいサプライズがあるかもしらんけど」

 

 

<45秒経過>

交代 ⇔ 賛成:安田さん  反対:村上さん

 

 

「いや~俺やっぱすっごい好きやなぁ~!」

「……‼?」(文字通り「舌を巻いて」驚く村上さん)

 「こう、ドキドキするし、やってる時のワクワクは楽しいし、やった時のリアクションもすっげー好き!」

「俺は……もひとつええとは思わへんな」

「なんでかってのを自分で追及して見たら?どう??」

 (「どう?」って……???と混乱している村上さん)

「やっぱ……時間かかるし…」

「(間髪入れず)時間かけるべきやん。だってサプライズやし」

 「(うろたえながら横を見て)カッ…お金もかかるし……」

「お金は相手に使うべきやん

「そやな……」

「あ、賛成してくれる?賛成派来る?反対があるんやったら言ってくれたらいいんやけど。じゃあ、一緒にやるか。サプライズ。そしたら」

「いやでも、俺はあんまり……こう、ドッキリみたいになったら……」

「うん」

 

<TIME UP!>

 

 

 

 

 

2.会話からのひなやす考察

 

 まず、安田さんが他のメンバーと圧倒的に違う点が、

 

・主観から客観に切り替えられるか

・相手の話をいかに聞かず(惑わされず)に自分のスタンスを保つか

 

という点。

と、同時にこれらの要素はこのゲームに勝つための必須要素でもあるなぁと思いました。(スタートからこのゲームの本質わかってる安田さんマジで強すぎる)

 

 まず、最初の点。

 主観をベースにディベートすると、まず「自分はこれに賛成だろうか、反対だろうか」ということを考えて、その次に「賛成の場合はこう話そう、で、反対は思いつかないから今から考えよう」と、それぞれの意見について具体性を持たせる必要がある。つまり、主観をベースに議論しようとするとノイズが多い。

 

 一方で、自分の意見はさておいて、客観的にお題の要素を挙げるとなると、少し難易度は下がる。単純にお題の性質を挙げていけばいいのだから。だから、客観性というのがこのゲームでは大切になる。

 しかし、それでもこのゲームの難しい所は、自分の中にふだんから客観的な視点がないと、要素を多く挙げていくことが難しいという点である。いくら探しても引き出しの中にものがないと出せるものはない。そういう意味で、安田さんの引き出しの多さと客観性(もしくは俯瞰性?)に驚かされる…

 

 横丸の対決が顕著な例だけど、「丸山は汚い」「アイツめっちゃカレー食う」「そういうところ好き」「いいやつやん」という発言はすべて主観。でも、安田さんの「嬉しくない」「めっちゃ好き」は矛盾しまくった発言で、サプライズというものの要素をしっかり捉えている。つまり、これは主観的意見ではなく客観

 安田さんは、このあたりを無意識か意識的か、瞬時にこなしている。

 う~~~~ん、凄い。(小並感)

 

 あと、この客観性に染まるがゆえに、自分というものをほとんど消し去ることができるというのも、憑依型の安田さんならではといったところだろうか。

 横山さんが「ヤスの毒怖いねん…」というように、このゲームに染まって、客観性を貫く安田さんが「普段のヤスとかけ離れている」から怖がっているのである。村上さんの「舞台のセリフみたいに喋るから勝たれへん」と言ったのも、憑依型であることを踏まえるとなかなか的を射た発言であるように思う。

   

 次に、最も大事な必勝要素が「相手に考える隙を与えない」こと。

 メンバーのみんなが、なぜ安田さんを怖がったのか。

 それは、喋ろうとしても強い勢いで自分の言葉をさえぎってきて、挙句、「例えば(どういう例があるん)?」「なんでかってのを自分で追及して見たら?」と相手に「自分の意見を言ってみて」という難題を渡しているということ。私なら泣く(笑) 

 だって、ディベートで一番難しい瞬発力と、矛盾のない「自分の意見」を引っ張り出そうとしてるんだもの。それで反撃してやろうと思ったら、隙のない回答をお持ちの安田さん。う~~~~む、世界がひれ伏すしかない。

 

 

 

 一方で、がなり王のはずの村上さん。

 が、しかし「弱!」と言われる始末。では、どうしてそうなってしまったのか。

 私の思う理由は2つ。

 

・MCで鍛えられた傾聴力の高さ

・元来の優しさからの物事を悪く言わないスタンス

 

である。

 

 大倉さんとのただよしんごの逆転口喧嘩を見ると、村上さんが反対派の時に全く自分の主張をしていこうという気配がないことが分かる。賛成派の時も然り。大倉さんの反対意見に対して、あくまで否定的な意見が言われてから肯定的な意見を言っていたので、総じて受け身である。

 それと、もう1つ対大倉さんと対安田さんで違うことは、相槌と返答のスピードである。大倉さんとはゆったりながらもポンポンと軽快にに進み、安田さんは早めのスピードでプロの卓球のような会話のスピードを出している。

 相手によってスピードに合わせるのは意識的なものだから疲れるのに、それをチューニングできる村上さんはやはり凄いなぁと思う。

 

 これらはひとえに傾聴力の高さであると私は思う。近年「MCといえば村上信五」と言っても過言ではないほどのMC力を各所で遺憾なく発揮し、NHK冠番組、そして遂にはオリンピックキャスターまで務めるお人である。「村上信五∞情熱の鼓動」を見ていると、選手への良い話の引き出し方、そして引き出したものへの真摯な聞く姿勢はよく伝わってくると思う。

 テレビではツッコミの切れ味鋭く、テロップ通り「がなる」イメージの強い村上さんだけど、ツッコミとは「何かしらの発言に反応して出るもの」なので、実は相手あっての村上節が発動するんだなと思った。

 

 そして、何より村上さんは、意識的か無意識的に否定的な言葉を口にしないようにしているように感じる。

 かつて、嵐の二宮さん?が何かの時に「ヒナが他人の悪口言ってるの聞いたことない」と言ってたのを見かけたことがあるんだけど、実際そうなんだろうなと思った。

 サプライズ反対派に回った時、まず「俺はあんまええとは思わへん」と漠然とした否定を投げている。自分がそもそもサプライズに悪い印象を持っていないのもあるとは思うけれど(実際反対意見を持っていないのを見抜かれたように安田さんに「何でそう思うか突き詰めて考えたら?」と言われているのもある)、その後に投げる言葉もキツいものではない。普段のイメージからするとけちょんけちょんに言ってもいいものの、実際は強い言葉やキツい言葉で何かを貶すことがない。

 だから、村上さんに安心して司会を任せられるんだろうなぁ。

 安田さんはよくブログ等で、「嫌なこと考える時間があるなら、別のことに使えたらいいね」と言ってくださるけど、村上さんはそこらへんが無意識にできてるのかもしれない。素敵だ。

 

 反対意見が思いつかない時は何か絞り出そうとするし、自分が反対派の時はなるだけキツい言葉や批判的にならないように心掛けている。MCの経験上、技術的に言葉選びがうまくなったのもあると思うけれど、それよりももっと根本的な村上さんの人柄の良さ、元来の優しさがよく見えることになったのではないかと思う。

 安田さんとの決定的違いは、優しさの上に「ゲームと割り切って思ってないことを言えるか/言えないか」で、村上さんは後者。憑依型の安田さんとするならば、村上さんはどこまで行っても「自分」であり続けるんだなぁと思った。

 

 特に、個人的にただよしんごの「(ペアルックするなら)髪型まで合わせるもん」という発言が好き。

 個人的に好きじゃないだろうなと思う(し、過去のジャニ勉でペアルックはイヤとかい言っていたような気がする)事象に対して、あえてぶっ飛んだ提案をすることで、自分の中に落とし込もうとしているし、否定的な相手の言葉の焦点をずらしていくことができる。

 「髪型すら合わせる」というようなぶっ飛んだ思考は村上さんの本来の天然素材なのか、後天的に身につけて行った技なのか分からないけれど、兎に角、否定的な言葉を投げかける人を追い払ったり、大倉さんの例のように「ペアルックの話」から「いや、髪型も合わせるって、ヒゲとかも生えてるのに?(ニュアンス)」と「村上さんの話」に論点がずれていく効果がある。

 今まで、村上さんが出演された番組の中で、そのような話の持って行き方に救われた人は多いんじゃないかと思う。出演者も視聴者も。

 今回のゲームでは弱弱だったかもしれないけど、結果的に最強のMC王、村神様であるということがよ~~~~~く分かった。

 

 

 

 

 

 

3.感想

 

 

まとめると

 

安田さん

・ゲームの、そして物事の本質をとらえるのが早い

・超!論理的

・客観的視点を普段から持っている

・ゲームと割り切れる

・スタンスに染まるのが早い。憑依型。

・で、やっぱり優しい

  

村上さん

・傾聴力が非常に高い

・普段のコメントの切れ味は、相手ありきの最強の武器

MCで鍛えられた、人を傷つけない言葉選び

・常に良い所を見つけようとする

・自分が思ってないことを口にしにくい

・で、強い安田さんに弱い

 

 

 今回の企画「逆転口喧嘩」を通して分かったこと。

 

 感覚派のイメージの強い(?)安田さんは、論理的思考が強いことが判明。

 思い返せばシングル「パノラマ」のsecret trackの安田さんによる曲考察を聞いてると、論理性の高さはよ~~くわかるんだけれど、今回のゲームでより一層安田さんの論理性の高さが裏付けられたように思う。

 でも、その中で口調は強いけど最後に「じゃあ一緒にやるか、サプライズ?」とか聞いちゃうの、やっぱり優しい安田さんだー!と思っちゃった。

 好きになってからずっと頭の良い人だと思っていたけれど、改めてやっぱり頭いい人だなぁと思いました。客観性、ゲームの切り替えの早さといい、自分を脱ぎ捨てるのが早い。圧勝の理由はここだったかなと思いました。

 まぁ、ズボンを脱ぐのも早かったけど、、、、、、、(宇宙猫の顔)

 

 一方、口の強そうな村上さんは、傾聴力の高さが判明。あの村上節は、相手ありきのもので、しかも相手を傷つけないように思考が出来上がっている。

 安田さんが優しさの人と呼ばれるのと同じくらい、実は村上さんも繊細で優しくて、無意識的に(勿論意識的の部分も大きいと思うけど)気を遣える人なんだなと思っていたが、今回のでそれが明確になった気がした。

 礼儀正しくて、敵を仲間にしてしまうような人。

 素晴らしい人を好きになったなぁ…

 

 

 あと、ひなやすとして、「逆転口喧嘩王、安田」に舌巻いてたのほんまに可愛かった。強気の安田さんに勝てない村上さんの構図、超好き。めっちゃ好き。

 

 いつかのジャニ勉指差し道の時に「この人を先輩にしたくない!」というお題に村上さんを指さして、「村上くんカラオケで何回も同じ歌入れるし、酔ったら噛むもん!」とかなりストレートなパンチを繰り出している。

 それに対して「噛めへん!もう噛めへんよ.......」としょんぼり仰ってたのがあまりに可愛くて。一般のイメージとは違って村上>安田ではなく、安田>>>村上なの、本当に好き(好き)

 

 

 

 

………ということで、逆転口喧嘩で言ったとおり一緒にサプライズやってくださいね🥰

 

 

以上!

クロニクル様ありがとうございました!!!

今度は関西弁禁止ウォーカーのひなやすをお待ちしています!!!!!!!!!(日本列島に響き渡る爆音)

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

音楽劇「マニアック」 第二幕セリフ起こし

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 第二幕

 

 

M8   Taboo     

M9   異常者のうた  

M10 花      

M11 ジェノサイドパラダイス     

M12 出口   

 

  

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

陰鬱で不気味な鐘の音とカラスの鳴き声が劇場に響き渡り、第二幕の開演を知らせる。

 

再び牢獄のような壁が上がり、そこは夕方頃だろうか。すっかり夜の気配である。

その暗闇の中を、花旗と車椅子に乗せられている寿、それを押す珠代が走り抜ける。

建物に飛び込むとコンビニの入店音のような音が鳴り響く。

ここは、ホテルのようだ。

病院からここまでずっと走って逃げてきたのか、花旗も珠代も肩で息をしている。

 

「なんでホテルなのよ!」

「病院に家は知られてる。帰るわけにいかないだろ」

「だったら警察に行けばいいでしょ!」

「警察は事件が起こってからじゃないと動かない」

「もう起こってるでしょ事件!!患者が看護師食べてたでしょ!!!」

「……あ!!」

 

花旗は、ジャーナリストとして「八猪病院の秘密」をすっぱ抜いてやろうとするあまり、そのことを忘れていた。

そんなやりとりをしていると、上品そうな女性がカウンターに出てくる。

 

「いらっしゃいませ」

「ぁあっ!?」

「なにか?」

「あの、な、ナース…」

「八猪病院のですね。妹です」

「えっ」

「小神田姉妹、とお呼びください。お泊まりですか?」

「あ、そうなんで…」

「いえ!すみません!間違えました!」

 

突然、珠代が車椅子とともに外に飛び出し、花旗は戸惑いながらあとを追いかける。

小神田は「えーーー!早すぎ!このカウンターここでしか使わないのにぃーー」と叫びながら、カウンターごと幕袖に回収されていく。

 

「なんで人食べられたこと忘れちゃってたのよ!!!」

「だって、仕方ないだろ、夢中になってたんだから!」

「もう、これからどうすんのよ!」

 

口論していると、近くで止まる救急車の音。

 

「救急車が止まった。あれ……院長のやつ降りてきたぞ!」

「なんでここが分かったの!」

「まさかこいつにGPSでも……」

GPSなんか付いてないわ!アフリカくんの視力とイルカくんの聴覚とゾウくんの嗅覚を使って追いかけてきたんだ!」

 

颯爽と現れた院長は、うしろに八猪北棟オールスターズのアフリカくん、イルカくん、ゾウくんを引き連れている。

 

「オーケー寿、そのジジィを連れてこい」

「くそっ……!」

「ヴァアア」

 

八猪の命令で立ち上がって花旗に近づく寿。

花旗は車椅子を盾に寿と対峙し、車椅子の後ろに刺さっていた松葉杖で、寿を押しのける。再び襲い掛かろうとする寿にむかって車椅子を転がすと、寿の脛にクリーンヒットし、寿は弱々しい声を上げて座り込んでしまう。

 

「ヴゥ」

「クソ……!」

「どうやらオツムは弱かったようだな」

「人間、誰でも頭は弱いわ!」

「オラッかかってこい!!!」

 

形勢逆転。

再び車椅子に寿を座らせた花旗は、松葉杖でオールスターズに応戦する。

 

「珠代!お前は救急車に乗れ!!それで逃げるんだ!」

 

バッタバッタとなぎ倒す間を縫って救急車へ走っていく珠代と寿。

ブンブン松葉杖を振り回して格好つけてみる花旗だが、院長に呆気なく蹴り倒される。

地面に倒れた花旗を捕まえようと近づくと、急にスプレーが噴射された。

 

「うわっ!」 

「ふっふっふ、殺虫(防虫?)スプレー!」

 

全員がひるみ、その隙に救急車へと乗り込む花旗。

車は行くあてもないまま、走り出した。

 

「クソッ……追うぞ!!」

「「「「あ゛ぁああああああ」」」」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

同刻、北棟。

薄暗い病室の中で、憤りを隠せないアキラと絶望の表情の百合本がベッドに縛り付けられており、彼らの後ろには、院長に操られた患者たちが見張るようにベッドの柵を持って立っている。

アキラがジリジリと怒りの視線を投げつける先には、看護師たちが死んだ看護師の片付けをしている。

 

あぁっ……!!!

「ユタカさん、大丈夫ですか…?」

「…………ッ大丈夫!」

 

奥のカーテンで区切られた場所でメイがユタカの傷の治療をしているようだ。

痛いのだろうか、時折ユタカの声が漏れ聞こえる。

 

「……なんで俺らがこんな風にならんとあかんのや!」

「先生の命令ですから」

「で、アンタはなんでそんなもん持ってんねん!」

「は~い!これはぁ、私のお気に入りの鉈で~す♡」

「だからなんでそんな可愛いんや!」

 

甘木の手には、愛用の鉈がギラリと光っている。

こんな異常事態にも関わらず、ぶりっ子な甘木に苛立ちが隠せないアキラ。

 

後ろでは、4人の看護師がバラバラになった看護師の死体を感染性廃棄物用の袋に詰め込んでいた。1人は床の血痕を掃除しているが、そのモップはもはや真っ赤に染まっている。

突然、1人の看護師が遺体を詰めた袋を抱えて泣き出す。

 

「ココノエ トワコ~~~~~~~!!!」

「やめろクソ芝居!」

「こんな口の悪い人のことは放っておいて、ココノエさんをファイアールームへ持って行きましょう」

「でも、ココノエさんは患者さんではないですよ。それはあんまりです!」

「そうですね…では霊安室へ」

 

そう甘木に言われ、看護師たちは残りの片づけを済ませ、袋を抱えて階段を上がっていく。

ふと、百合本が聞き慣れない言葉に口を挟む。

 

「あの、ファイアールームって、火葬場のことですか」

「はい?」

「火葬場って勝手に作っちゃいけないんですよね」

「え……」

「火葬場って法律で決められてるんですよね。病院内に勝手に作っちゃいけないって」

 

まくし立てる百合本とベッドの後ろに立つ患者の感情がリンクしているかのように、じわじわと百合本のベッドが押されて甘木の方へ向かう。

 

「せ、先生の実験には多大な実験材料が必要なんです!それをいちいち申請していたらキリがありません!ですから、先生がDIYでお作りになって...」

「ダメなんですよね!」

 

迫る百合本のベッドを、力強く足で踏み止める甘木。

 

ですから火葬場とは言ってないです……ねっ?♡」

 「「「「ファイヤールームです!♡」」」」

「言い方変えただけやろがぁっ!!」

「すべては先生の偉大なる研究の為です」

「お前も頭いじられてんちゃうんか、このエセ看護師!!!」

「え、エセ…エセ……い、いやな言葉を使いますね。汚い汚い」

「そら言葉遣いも汚なるわ!!」

「先生がやっていることは正しいことです。神聖なことなんです」

「もぉ~~~~~~~頭パンクしそうやッ!」

 

激昂するアキラのベッドはすっかり汗でシーツが滲んでいる。

 

「俺らをこんな風にしてどうする気や」 

「私たちを…きっと、こ、殺すんでしょう!」

「それは、先生がお考えになることですから」

「そ、そんなぁ、、、あんまりよぉお!」

 

恐怖のあまり泣きだす百合本。

 

「お願いよぉおぉおぉおぉお……!殺さないでよぉんぉんぉん……!助けてよぉんぉんぉん……!!」

 

強烈な泣き声と声量で命乞いをしてくる百合本に、甘木が若干圧倒されている。

 

「お願い見逃してよぉ!!...そうだ、貴方も一緒に逃げましょうよ!私のホテルでお過ごしになって、素敵なバカンスを送るといいわ。お給料だって今よりずっと良くするわ!だから!お願い!!」

 

逃げる、というワードに反応する甘木。

そんな空気を、ユタカの叫び声が切り裂く。

 

あぁっ……!!!

「大丈夫ですか?」

「…………ハイ」

 

「...ええわ。じきにドンファンがあの患者連れて警察に行くわ。そしたら、アンタら全員おしまいじゃ!」

「それは...どうでしょう」

 

アキラの強い言葉に、何故か余裕の笑みを浮かべている甘木。

と、その時、奥のカーテンがシャッと開けられ、手術着のメイが現れる。

 

「無事に終わりました!」

「あぁ!ユタカさん良かった!……ってえらい変な顔してはるけど、大丈夫ですか?」

 

ユタカの顔を見ると、術後とは思えないような、酩酊したような、蕩けたような表情を浮かべている。

 

「おん。麻酔効いてたから、全然大丈夫……大丈夫…」

「もう大丈夫です。傷口はすっかり縫いましたから」

「えぇ!あんなに千切れてたのに?」

「いえ、血は酷かったですが、傷は浅かったので」

「お嬢様、血が苦手なのでは…?」

「ほんまや!大丈夫ですか?」

 

ハッとした顔をするメイ。

 

「私、夢中で……治ったみたいです!火事場の馬鹿力です!」

 

ニッコリ笑うメイに、キラリン☆彡という効果音がつく。

 

「なんだか力が湧いてきました!アキラさん、私父と戦います。甘木さん、私父を許せません。こんなの絶対ダメ。許すわけにはいきません!」

「な、なんだ⁉」

 

と、メイが決意表明すると、突然、80年代のアイドルソングのような明るい曲が流れだし、舞台袖からダンサーたちがポンポンを持って出てくる。

聖子ちゃんカットで、赤いニットに白いスカートでチアのような服装のダンサーたち。

1人がメイの手術着を剥ぎ取ると下からピンク色の可愛い衣装が現れ、メイはピンク色のカチューシャを装着し、可愛いアイドル衣装に変身する。

 

 

 

♪TABOO

 

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 小さな独裁者

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 独裁者

 

人の掟に背いちゃダメ

神様の領域に入っちゃダメよ

パパが本当にやりたいこと

人の心を操ること

 

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 小さな独裁者

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 独裁者

 

「歯向かう人は 潰してしまえ」

「嫌いな人は 殺してしまえ」

  

許しちゃいけないそんな考え

人は自由に生きるべきなの

 

私は決意 そんなのダメなの

これ以上 人体実験 

 

(ダメダメダ~メ!)

 

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 小さな独裁者

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 独裁者

 

私ここに残り パパと戦うわ

ジャンヌダルクのように みんなを解き放つ

 

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 小さな独裁者

バーイ グッバーイ 独裁者

さようなら 独裁者

 

 

 

 

「……着替えます!」

「はい~~~♡」

 

歌い終わり、スッキリ満足顔のメイはダンサーと一緒にカーテンの向こうへと消える。

 

「は~~~♡メイさんごっつかっこええ……」

 

メイにすっかり骨抜きのアキラ。

と、緩んだ空気をガンッガンッという金属音が、再び現実に引き戻す。

甘木が鉈で階段の手すりを叩いた音だ。

 

「皆さん!皆さんは勘違いしています。先生がやっていることは、正しいことです!!」

 

「先生は社会をより良くするために研究をしてらっしゃるんです」

「そんなに言うんやったら、堂々とやったらええんとちゃうんかい!」

「それは……」

「できへんのやろ。自分でもアカンことやって分かってんのとちゃうんか」

 

と、その時、奥のカーテンがシャッと開き、着替え終わったメイが出てくる。

 

「メイさん…あんたのその覚悟立派や。でもな、アンタはこんなところおったらアカン。アンタは早よここから逃げた方がいい」

「お嬢様は誤解しています!先生の研究は崇高なものです」

「甘木さん、みんなを逃がして」

「逃がしません!」

「甘木さん!」

 

どれだけ話を重ねようとも、院長への忠誠心が変わらない甘木。

アキラたちは、より一層焦燥と苛立ちを募らせる。

 

「でも、俺たちがここに捕まってても、あのドンファンが警察にあの患者を連れていけば…」

「そうや、あの人が警察に行って全部話したらわかることや…俺らをこうしてる意味はないんとちゃうんか!」

「この町の警察に行っても無駄です」

「なんでや!」

「ネットワークがあるからです!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

照明が変わり、ある情景が挿入される。

ここは、警察署。

1人逃げのびたはずの漆原が、婦警になぜか手錠をかけられて連行されている。

 

「ちょっと待てよ、なんで俺が捕まらなきゃいけないんだよ」

公務執行妨害です」

「ただ俺は八猪病院を調べてくれって頼んだだけだろ。うちの社長がアイツらに監禁されてるんだよ!」

「ですから、公務執行妨害です。八猪病院は公務です!」

 

婦警が目深に被った警察帽をかぶりなおすと、現れたその顔はあの小神田と同じ顔をしていた。警察は八猪病院と繋がっているのだ。

ありえない事態に絶句する漆原。

すると、丁度そこへ通報にきた花旗たちが現れる。

彼らと目が合った漆原は決死の形相で叫ぶ。

 

この警察ヤバイ!!!逃げて!!!」 

 「あっ!待ちなさい!!」

 

花旗たちはただならぬ事態を察知し、すばやく踵を返す。

婦警は、無線ですぐさま院長に連絡を取る。

すると客席内の通路を(大阪公演は舞台上のスペース)バイクに乗った院長が颯爽と現れる。その後ろにアフリカくん、イルカくん、ゾウくんが組体操の扇のように器用に3人乗りしている。

それに合わせてポップだがダークな曲調の曲が流れ出す。

 

「もしもし一子(いちこ)ちゃーん?」

「院長すみません。逃げられました」

「だーー!もう!近くまで来てんのに!」

「ホテルの男は捕まえました」

「署長に伝えといて!町から出すなって!」

「了解しました。操作網総動員して捕まえます!」

「しくよろーーーー!!!」

「なんだよこれ、どうなってんだよ!!」

 

無線が切られ、漆原が連れて行かれていく。

この病院で人体実験が行われるようになった理由が、甘木と婦警の小神田によって歌い上げられる。

 

 

 

 

♪異常者のうた(歌割曖昧です)

 

あれは十年前 一人の女子高生

下校途中三人の 男に拉致られて

車の中弄ばれて 苦しめ殺されて

この山の奥の林に埋められた

ハイキング好きのおじさん ある朝見つけた

土の色の変わったとこから 手首出てた

 

 

メイが悲痛な顔でアキラにぽつりと話す。

 

「私のクラブ活動のの先輩です。真面目で尊敬してた。勉強のこと、学校のこと、なんだって相談してたんです…」

 

 

ある日万引きした 少年が掴まった

悪い夢を見て 少年が口を破った

残りの2人も 捕まって分かったのは

全員が未成年 しかも16歳未満

 

 

「あーなんかそれ、ニュースで見たな。主犯が高校1年生で、共犯2人が中学生だったってやつ」

「ほな、あの、なんや少年法で守られるっちゅーやつっすか」

「そうそう、たいてい出所して再犯するパターンな」

「ああいうの、一生入れとったらええねんッ!!」

 

 

誰もが思うわ

犯人にも同じ目を!

2度と世の中に出さず

同じ目に!合わせろ!!!!!!!!!!!

 

婦警の小神田と甘木のハーモニーが強烈に耳に焼きつく。

それはまるで女性全員の代弁であるかのようで、激しい怒りが鼓膜に焼きつく。

 

 

先生は宣言した

「同じ目に合わしてやろう」

 

  

「でも、そんなことできへんでしょ」

  

 

被害者この町の 警察署長の娘

そして先生と署長は 幼馴染だった

二人は三年前 お酒を酌み交わし

署長は温めていた 復讐プランの実行

先生に相談したの 犯人こっそり出所させ

病院に送ったならば 人格変えられるかな?

 

 

酒を酌み交わす院長は、上機嫌に署長に言い放つ。

 

「署長!それは素晴らしいアイデアだ。喜んで協力させてもらおう!な~にカンタンカンタン!点滴注射ガンガン打って出所して居場所を失い、ノイローゼの末に廃人ということで。で、本当の廃人になったら俺の実験に使ってもいいかな~?いいとも~~~!!」

 

 

犯人が一期生 最初の実験台

寿くんが一期生 最初の実験台

性犯罪者は治らない(マニアックは治らない)

性犯罪者は治らない(マニアックは治らない)

性犯罪者は治らない(マニアックは治らない)

性犯罪者は 治らない

 

 

 

寿や看護師たちが幕袖へ素早く消え、何事もなかったかのように全てが元通りになる。

鉈を握りしめた甘木が神妙な面持ちで話す。 

 

「…だから警察へ行っても無駄なんです」

「じゃあ、なおさら俺たちをこうやって捕まえてる意味はないんじゃないのか!」

「......管轄や」

「え?」

「この町を出たら管轄の外や。そしたらもう追っていかれへん...」

 

絶望の表情を浮かべる一行。

 

 

「性犯罪者は頭のおかしな人たちです!それを治そうとしているんですから、これは立派な…崇高なことなんです!」

「ほんまに全員がそうですか」

「え?」

「実験台にされた人の中には罪のない人もおったんとちゃいますか!?…そうちゃいますか!」

「それは…」

「そうよ、お父さんはもう実験がしたいだけよ!」

「先生はお嬢様と一緒に病院をやっていくために、この病院を守ってこられたんですよ」

「私、頼んでない!」

 

「本当に、お父さんのやっていることが正しいと思うの?こんなことのために看護師になったんじゃないんでしょ?甘木さん、あなたが正しいと思うことをして!」

 

メイに説得される甘木の目には、溢れんばかりの涙が溜まっている。

その涙は、残されていた良心の呵責なのだろうか。

甘木は肩を震わせて黙り込む。

 

「甘木さん!!!」

 

束の間の沈黙。

メイの呼びかけにガックリと肩を落とす甘木。

 

「……皆さんの、縄を解いてあげてください」

 

全員のホッとした息が一斉に吹き出る。

天を仰ぐアキラ。

百合本は感激のあまり震えている。

 

「あああありがとう婦長さん。ぜひ我がホテルでステキな余生をお過ごしになって」!

 

患者たちに手錠を外してもらった百合本は足早に病棟を出ようと階段を駆け上がる。

 

 

「メイさんも一緒に逃げましょ」

「私はここに残ります」

「お嬢様?」

「どこ行ったって八猪の娘だって言われる…」

「そんなん関係ない!」

「それに、父が一番支配したいのは私なの。だから、私がここに残ればいいの」

「そんな」

「父は私を支配したいんです。だってあの人、私のマンションに監視カメラを付けてたのよ!だから2年間帰ってこなくても平気だった。……だから私はカメラに向かっていっぱいいやらしいことをしてやった!カメラに向かって股を開いて、私はいい子じゃないって

メイさん!!!!!

 

衝撃の告白に固まる一同。

 

「なんか……あんまり言わんでいい情報も入ってきてるような!?」

「ねぇ、早くしないと…」

 

先ほどの告白に動揺しつつも、メイを説得しようとするアキラ。

 

「逃げま…す?……に、逃げましょ!」

「アキラさん……」

「おい!」

「ユタカさんは先に行ってください!俺はメイさん連れて後から追いかけます!」

「……おう、早く来いよ!」

「あなたたちも、もう行きなさい」

 

そう言われた患者二人は、どこへ?と言わんばかりの心許ない足取りで北棟の奥の方へと戻っていく。

  

「アキラさん、どうして」

「俺は…」

 

と、メイに話を始めようとしたアキラだが、患者たちが名残惜しそうにこちらを見ているのに気づく。

 

「シッ!はよ!」

 

患者2人を部屋から追い出すアキラ。

わたわたと2人は部屋から出ていき、2人きりの空間になる。

 

「アキラさん、私は…」

「待って、言わせて。メイさんには立派な医者になってほしい。でも、ここからは出なアカン。だから一緒に逃げよう」

 「医者の世界は狭い。きっと父は逮捕されるし、どこへ行っても八猪の娘だって言われる…」

「真っ当な医者かていっぱいおる。俺はあんたにそんな医者になってほしいんや」

「アキラさん、どうしてこんなに私のこと…」

「…ぶっちゃけ、あんたに惚れたんや」

「え?」

 

少し照れくさそうにして、ベッドに浅く座るアキラ。

 

「それに、俺な、結婚しててん。でも、ある時嫁がちょっとソシャゲのやりすぎで病気になってしもて。あん時は俺もどうしていいか分からんくて、飲みに行ったりとかして逃げてしもてな…それで精神科の先生にかかることになったんやけど、薬どんどん増えて、それでも良くならんからおかしいなーって思って。で、嫁さんがネット調べてみたら、飲み合わせたらあかん薬バンバン出されてて……言ったわ。医者に『おかしいやろ!』って。そしたら、『植木屋とネット依存症がちょっとネットで調べたことで文句つけやがって』って逆ギレされてさ。……ほんまに悔しかったんよ」

「奥さんはその後…?」

「実家に帰ったわ。今はもうどうしてるか分からん」

 

拳を強く握りしめるアキラ。

何年経とうと、悔しさと怒りは消えない。

 

「そんな奴でも医者を名乗ってやっていってるんや。俺はインチキな精神科医が一番嫌いや。だから、あんたのオトンも許されへん。でもメイさんは違うやろ。あんたは良い医者になれる。」

「……」

 

 

「人間、外に出なアカン。ずっと室内にこもってるから人間おかしくなるんや。起きてお陽さんちゃんと浴びて、動いて、食べて、寝て。そうしてたら人間おかしくならへんねんて。今考えたら、うちの嫁さんも外に連れていってあげたらよかったんやな。あの時きちんと向き合ってたら、今頃まだ……」

「アキラさん…」

「せやから、あんたはこんな暗いとこおったらアカン。外に出て太陽をしっかり浴びるんや」 

「でも、医者の世界は狭い。きっとどこへ行っても八猪の娘だってずっと言われ続ける……」

 

「…あんた、花好きか?」

 

「花?」

「そうや。植木屋は花好きやったらええで~!ここを出て、知らない町へいったらええ。そこで花屋でもやったらええやん。医者がアカンなら、一緒に植木屋やればいい。とにかく外に出て、いっぱいお陽さん浴びなアカン。『医者の不衛生』言いますやろ!」

「不養生です」

「あっ、そっか」

 

「本当に...私でいいの?」

「あんたが、俺を選んでくれるなら」

「……花、大好きです!」

 

満面の笑みで手を取り合うふたり。

そこに、ギターを持った患者がふいに現れ、アキラにギターを渡す。

アキラはそのギターで優しい音楽を奏で始める。

 

 

♪花

 

遠い町に住もうよ 誰も知る人のない

二人で暮らしたなら 花を育てよう

 

子供の頃から 転校続き

友達出来ても すぐにさようなら

学校帰りの 道に咲く

花の名前を 覚えて歩いた

 

だけど これまで

AH 花を育てたことがない

いつの日か ここから

移り住むよな気がしてて

 

 

遠い町に住もうよ 誰も知る人のない

二人で暮らしたなら 花を育てよう 花を育てよう

 

LALALALA…LALALALA… 

 

 

アキラが大袈裟に、でも優しくメイに手を差し伸べる。

それを力強く握り返すメイ。

2人は顔を見合わせて幸せそうな笑顔を浮かべ、病棟の外へと駆け出した。

 

 

 

 

 -----------------------------------

 

 

 

すっかり夜も深まり、ここはどこかの町はずれ。

花旗と珠代が駆けてくる。勿論、車椅子に乗った寿も。

追っ手を逃れ、

 

「もうここまでくれば大丈夫だろ…」

「まさか、救急車乗ってて職質されるとは思わなかったわ……」

「ここはどこなんだろう……あ、あの人に聞いてみよう」

 

と、辺りを見回すと、ちょうど向かいからベビーカーを押して来る若い夫婦がいた。

  

「あの、すみません」

「はい」

「ちょっと道に迷ってしまって。ここってこの地図のどのあたりか教えていただけますか?」

「えっとここは…」

 

と、教えてもらい始めた瞬間に、ほぎゃあほぎゃあと赤ん坊が泣きだしてしまった。

 

「あっ、すみません……起こしちゃったみたいで」

「いえいえ大丈夫ですよ。どうしまちたか~?ミルクですか~?」

 「……ヒィッ!」

 

 ベビーカーの日よけの部分を開けると、可愛らしい生後数か月の赤ちゃん…ではなく、そこにはあの看護師の小神田の顔の赤ん坊が。

恐れおののく花旗と珠代。

 

「そっ、その顔……!」

「なんですか!」

「か、顔が!!」

「アンタもそんなことを言うんですね!」

「この子はね、産まれてすぐこの顔になったんです!」急に老け込んだんです

「この子に何があっても、私が産みましたと言い続けます!」

「そりゃ無理があるでしょう…」

「なんなんだこのジジイ!失礼な!!アンタらなんか野垂れ死んでしまえ!なにがドンファンだ」

ドンファンは奥さんに殺されたのよ〜♪」

「あれまだ決着付いてないよね」

(おそらく当時話題になっていた紀州ドンファンの怪死事件のこと)

 

気を悪くした若い夫婦は足早に彼らの元を去っていく。

ポカンとする花旗たち。

 

「なんなんだ一体……」

「変な人しかいないのかしら……」

 

ふぅ、とため息をついたその時、少し離れたところにある建物が目に入った。 

 

「ねぇ、あれ!スーパーじゃない?」

「…ホントだ。明かりがついてる。何か買ってくるよ」

「お願い」

「何か欲しいもんあるか?」

「じゃあ、スポーツドリンクお願い」

「オッケー」

 

歩き出した花旗がピタリと足を止めて、振り返る。

 

「……何かあったら、そいつ置いてすぐに逃げるんだぞ」

「えぇ。わかったわ」

 

足早にスーパーへ向かう花旗。

珠代はどうにかして情報を得ようと携帯の電波を探して近くを歩き回る。

 

「電波も届かないし…もう、ここどこなのよ…あれ…病院かしら。なにか光ってるような」 

どこ?

 

不意に聞こえた男の声に驚いて振り返る珠代。

 

ここどこ?病院?

 

突然、ゾンビのようだったはずの寿が普通の人間のように話し始めた。

 

「その病院から抜け出してきたのよ」

あんた、警察?

「違うわ、私は記者で…」

記者。記者ね。どうせあれだろ『少年の家庭事情は複雑で~』とか書くんだろ

「え?」

 

今までのフラフラした動きとはうってかわって、車椅子からスッと立ち上がる寿。

立ち上がると気づかなかったすらりとした長身に圧倒される。

 

「あ、あなた立てるの…?」

立つよ。…イロイロ『立つ』よ

「えっ」

 

まだ帰ってこない花旗を呼ぼうとスーパーの方を見ると、ガッと珠代の腕が掴まれた。

 

お前で『勃つ』かな

「…!!! いや!離して!!」

 

寿は躊躇なく、叫ぶ珠代に平手打ちをかます

突然の出来事にガタガタと震えて這いつくばる珠代。

 

「た……助けてぇ!!!誰かぁああああ!!」

あぁああああ!興奮するその声!!

 

ガッと珠代の身体に触れると触覚が発達した寿は、人一倍感度が良いようで、「…モチ肌じゃね!モチ肌アイドルじゃね!?」と興奮している。

下劣な寿の手が珠代の腰、腕、肩、と身体の輪郭をなぞっていく。

 

一緒にテッペン超えようぜ...

やめてぇええええええ!!!!!

何してる!

 

ペットボトルで殴りかかる花旗。丁度買い物を終えて帰ってきたのだ。

 

ってぇ……何すんだジジイ...!

 

寿と花旗が、睨み合う。

互いが戦闘態勢になった、その瞬間。

 

そこまでよ!

 

 婦警の小神田が現れた。

 

「止まらないと撃つよ」

 

素早く両手を上げる花旗夫妻、寿もブルッと身体を震わせると、怯えた表情で婦警を見つめる。

3人を無表情に見つめて銃を構えたまま、小神田は無線で院長に連絡する。

 

「あ、院長。見つかりました。え?Wi-Fiの範囲を出ると、コイツ意思を持って動き出すんですか?へぇ~……いや、コイツ、なんかデブの女を犯そうとしてました。はい。はい。全員病院へ連れて帰ります」

 

無線を切り、拳銃で3人に向こうへ歩くように促す。

 

「ほら、あっちに歩いて。全員撃つよーーー」

 

3人とも、絶望に満ちた顔でガックリと首を垂れながら歩いていく。

 

 

 

 

 

 ----------------------------------

 

 

 

 

同刻、病院の裏庭。

北棟から先に脱出した甘木とユタカと百合本が走ってくる。

その中で甘木は、なにやらショルダーバッグを大事そうに抱え、ゴソゴソと何かを取り出そうとしている。

あの、と百合本に声をかけられて咄嗟に手を引っ込める。

 

「ここの獣道をまっすぐ行けば街に出られます」

「こっちであってるんですか?」

「裏口はこっちです」

「どうして裏口なんですか」

「表だと……先生に鉢合わせるかもしれないじゃないですか」

「あの、獣道って俺の足でも大丈夫ですかね」

「だ、大丈夫だと思いますよ!そんなに険しくないですし…」

「これって降りたらどのあたりに出るんですかね?」

「ショッピングモールの裏手です」

「あの…携帯返してもらえませんか。漆原、アイツきっとどこかに隠れてると思うんで、そしたら電話したら迎えに来てくれると思うんで」

「そうですね…お返ししますッ!」

 

と、ショルダーバッグに入れていた手を出した瞬間に、百合本の首元に火花が飛び散り、ガクガクと痙攣して地面に倒れ込んだ。

甘木が手にしているのは、スタンガンだった。

 

「ええ!?」

「先生への忠誠心は変わらない…!」

「でもスタンガンってそんな強くないんでしょ?」

「護身用に改造してあります!」

「くそ……違反ばっかじゃないか!!!」

「うわぁああああ!」

「このっ……この……ンフフフ アハハハ~アハハハ~~♡」

 

襲い掛かる甘木ともみあいになるユタカ。なぜか途中で楽しくなってきたのかアハハハウフフとじゃれ合い出すのだが、その一瞬の隙に甘木にスタンガンを押し付けるユタカ。

甘木は可愛くベーと舌を出してドサリとユタカの足元に倒れこんだ。

 

「どうすんだよこれ……」

 

ユタカが足元に転がる2人に呆然としていると、突然病棟の方から看護師4人が飛び出してきた。

 

「わ!なんだ君たちは!敵か!?」

「私たち」

 「敵?味方?」

   「今は味方です!」

     「……はい。」 

 

 4人の看護師たちは元気よくユタカの質問に答える。うち一人はやる気がなさそうに「はい」と言っているが。

そこへ、北棟から脱出したアキラとメイが走ってきて、異様な光景に立ち止まる。

 

「ちょっと、ユタカさん!?なにしてんすか!」

「違うんだよ!コイツが裏切ったんだよ!俺たちをだましてスタンガンで気絶させられそうになったんだよ」

「ほんまですか…!で、この人たちは…?」

「なんか分かんないけど、味方だってさ」

 

「私たち」

 「こんな日が来るのを」

   「ずっと待ってました」

     「…はい」

 

「でも……この人たちも裏切るんとちゃいます!?」

「だよな。う~ん……君たちが味方だってことを、見せてもらないかな」

「わかりました」

 

すると、1人の看護師が足元で気絶している甘木の胸倉を掴むと、勢いよく殴り飛ばした。

 

「ゥオラァアアッ!!!」

 

華奢な看護師から予想以上に躊躇のない拳が繰り出され、他の看護師も罵詈雑言を浴びせながら加勢する。

 

「ブリブリ!ブリブリ!院長に媚び売りやがって!!」

「ぶりっ子して気持ち悪ぃんだよ!」

「どうせヤリマンだろ」

「いやむしろ処女の方が救われるわw」

 

オラァアアアアアアアアッ!

「やめて!!!」

 

甘木に頭突きをかまそうとする看護師をアキラが大声で止める。

 

「貴方たち怖い……」

 

アキラもユタカもすっかり震え上がって小さくなっていた。

 

「も、もう、いいよ!君たちが味方だってことはよーくわかったから…」

 「「「「やった~!!」」」」

 

顔を見合わせて嬉しそうにキャッキャとはしゃぐ女子たち。

 

 

と、その時

ズガァアン!と銃声が響き渡った。

 

バタリ、と1人の看護師が地面に倒れ、そこには血だまりができている。

全員が何が起こったかを理解して悲鳴が漏れると同時に、向こうの方から人影が現れた。

 

「意外と当たるもんだな~!」

「実践は初めてなんですよね?」

「ああ。ハワイで一回やったことはあるんだけど」

「でも実践は初めてなんですよね?」

 

 花旗たちを連れて帰ってきた院長が、病院へ戻ってきたのだ。

 

ドンファン…!」

「すまねぇ」

「このっ……!」

 

鉈を振りかぶって院長に襲い掛かるアキラだが、振り返った院長の銃口がゴツリと額に当たる。

額をつぅと流れる汗。思わず息を飲む。

 

「貸せ」

 

アキラにとって唯一の武器。手放すわけにはいかない。

 

貸せ!

 

しかし、院長の威圧に負け、鉈を手渡す。

銃口で肩を小突かれ、情けなくもヨロヨロと後ろへ下がらせられる。

 

「イルカくん、太麿くん連れてきて」

「は~い」

「……イルカくん喋った!」

「あっちなみに僕も喋りま~す」

「僕もで~す」

「どうでもいいわボケェ!」

 

「お父さんもうやめて!私を殺して。もう生きていたくない!」

「あ~やだやだ、お父さんそういうの大っ嫌いだから」

 

グルリとそこにいる全員を見渡した時に、ふとユタカが茂みの影にうずくまっているのに気付く。

 

「まずはお前からか、ドンファン?……ん、お前そこ、何やってんだ」

「あ、いや……」

「チ●コかいてんのか」

「いえ」

「ほら立て」

「あっ、いや、その…」

「立て!」

 

諦めの表情で立ち上がるユタカ。

すると、その股間は著しく盛り上がっている。

 

「お前……こんな時に勃つのかよ」

「ユタカさんもしかして…死体好きやったんですか!?」

「違うよ!俺もわかんないんだよ!なんでこうなってんのか!!」

「じゃあこれは?」

 

と、振り向きもせず銃を発射する院長。

その弾の行先は、

 

「えっ?!なんで……」

 

珠代だった。

 

「いや、豚まん殺したらどうなるのかなって思って」

 

するとその血飛沫に反応するかのように、ユタカの股間が更に盛り上がる。

 

「ウワァァア!!!」

「すんごいな!!!」

「珠代!」

「あなた!絶対にこのことを世間に知らしめて!そしてピューリッツァー……」

 

花旗は駆け寄って妻を抱きしめるが、珠代はその腕の中で絶命してしまう。

 

ピューリッツァー賞なんてないんだよバカタレが」

 

 そう話しながら、横にいた看護師を撃つ。

 

「どうして……」

「どうせ裏切るつもりだったんだろ」

 

バタリと倒れる看護師。その横で看護師たちとホテルの2人が怯えきっている。

そんな状況にもかかわらず、どんどんユタカのユタカは上へと伸びていく。

 

「もうやめて!」

「なんでメイここにいるんだ。お前も逃げる気か。そうか、その植木屋に唆されたんだな」

「やめてよ、まだ会ったばっかりよ!」

 

メイをかばうように院長との間に割り込むアキラ。

 

「せや俺が唆したんや!一緒に逃げよう言うてな。俺はこの世でインチキ精神科医がいっちばん嫌いじゃ!!お前がやってることは正義でもなんでもない。少しでも娘に愛されてるうちに死ねや!」

ガタガタうるせぇな!!医者舐めんなよ。ここは病院だぞ?死亡診断書かけば全部終わるんだよ。」

 

すると、そこへ首輪に繋がれた太摩呂くんが北棟オールスターズに連れられてやってきた。

また誰かを食べていたのか、相変わらず拘束服は血で汚れて真っ赤である。

 

「あ、そうだ、太摩呂くんが全員食べちゃったことにしようか」

 

その時、目つきが変わった花畑が院長の銃口の前に立ちはだかった。

  

「殺れよ。どうせお前はもうおしまいだ」

「そうや。今までは身寄りのない奴ばっかり集めてたからバレへんかったんやろうけどな。俺らみんなの友達や親戚が気づいて探しに来て突き止めるわ。そうなったら、今までの悪事は全部バレてお前はもうおしまいじゃ!!」

ゴチャゴチャうるせえな!!お前ら全員殺すことなんてな、造作もないわ!!」

 

その声を合図に、不気味な曲が流れ始め、患者たちと看護師たちが一気に不気味な表情になってアキラたちを囲んで踊りだす。

 

 

♪ジェノサイドパラダイス

 

一人 二人 殺したら

加害者 被害者 きちんと名前出る

 

何十人 何百人 殺したら

不審死 大量死 でまとめておしまい

ジェノサイド!

 

ましてや ここは 精神病院

犯罪者も多い 精神病院

 

マスコミだって扱わない

イルカやカメやシャチのように

お前ら謎の大量死で まとめて終わり

 

ジェノサイド!

 

ジェーノーサーーイド!

ジェーノーサーーイド!

ジェーノーサーーイド!

パーラーダーーイス!

 

 

ジェノサイド!

ジェノサイド!

ェノサイド!

パラダーーーーーイス!!!!

 

 

 

 

その混乱の中、百合本と漆原が隙をみて逃げ出そうとしていた。

 

「おい。どこ行こうってんだ」

 

院長の声にビクリとして止まってしまう。婦警も2人の逃げ道を塞いでいる。

 

「おい、そこのイケメン○○」

「え……俺っすか」

「お前、誰か殺れ」

「えっそんな…無理です…」

「だったらお前を殺す」

 

選べるわけもなく、漆原は震える手で鉈を受け取る。

誰か、と言われて迷いの表情を浮かべてながら鉈の先端が向いたのは、

 

「…‼ 私じゃなくっていいじゃない!!!」

 

上司である百合本だった。

 

「だって、他の人あんまり知らないから……」

「どうせ私を殺したって、アンタも殺されるのよ!」

「ここにいる全員殺したら、お前だけ助けてやる」

「嘘よそんなの!!」

 

院長の言葉に少し戸惑いながらも、鉈を持ったままジリジリと距離をつめていく漆原。

百合本は、その彼をすっかり青ざめた表情で見つめている。

 

「えぇ~!私そんな、普段パワハラとかしてなかったでしょ?ね?……ひょっとしてアレ?チークダンス!チークダンスがセクハラだったの~~~~~~?ねぇ、あれがセクハラだったの~~~~~~~~!?」

すみません社長!

アカンッ!!

 

アキラの制止もむなしく、百合本は鉈でザックリと切られ、そのまま地面に倒れこんだ。

 

「痛ぁああああああ!!!」

 

とどまるところを知らないユタカのユタカがまた伸び上がっていく。

 

「すごいな、どこまで行くんだ!じゃあ、これは?」

 

ズガァアアン!

 

と、撃たれたのは漆原だった。

 

「やっぱり……こうなるんだ……すみません、社長……」

 

足元に倒れている社長を見つめながら、地面に倒れこむ。

そしてまたグン!と伸びるユタカのユタカ。

限界をとっくに超えているユタカはもはや興奮どころか、苦悶の表情を浮かべている。

 

「男でもなんの?すごいな」

 

まるで遊びのように次々と人を殺していく院長。

次は生き残っている看護師の襟首を掴んだ。

 

「痛めつけてやる」

「助けて…!」

「もうやめて!!!」

 

メイの声に、引き金にかけた指を一瞬止める院長。

 

「やめてお父さん。この人のアソコが大きくなるのは私のせいなの」

「何言ってんだメイ」

「私…………血を見るとチ●ポが吸いたくてしかたないの!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「……………………は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は血を見ると」

「やめろ!!!………言葉遊びか?」

「違うの。ほんとに、今すっごく我慢してる」

「何言ってんだ……綺麗な顔して。♪吸いたくて吸いたくて吸いたくて~辛いよぉ~!(ゴー●デンボンバーさんの歌)ってか!」

「『ってか!』じゃないわ!」

(♪「吸いたくて吸いたくて震える」等、公演ごとに替え歌のレパートリーは様々だったようです)

 

「メ、メイさんそれは一体どういう…」

 「500万人に1人の奇病だそうです」

「そんな変わった病気あるんですね……」

「アキラさん、名前も知らない植木屋さん。ごめんなさい。私……」

「さっき手術してもらった時に……」

「口でも感染するんですか?」

「今そこ聞くの?」

「悪いアキラ……さっきちょっとヤッちゃった……」

「なんて短い潜伏期間…」

 

「よし、今だ!」

「なっ……!離せ!」

 

八猪が油断した隙を狙って、銃を奪おうと花畑が襲い掛かった。

次の瞬間、揉み合いの中で銃弾が発射され、バタリと倒れたのは後ろにいた甘木だった。

 

「甘木!!」

「甘木さん!!!」

 「……やっちまった!……弾数数えてたのに、もう一発残ってたなんて」

「嫌だ、死にたくない!最後のセリフが『なんて短い潜伏期間』なんて嫌だ!」

「先生いますぐ手術を!」

 

皆が甘木を抱えて手術室へ連れていこうとしたが、スルリとその手を抜け、院長のほうへ歩く。

 

「先生……魔法をかけてください。この世を綺麗にしましょう……先生…」

「甘木…」

 

彼女の目に映っていたのは、院長と成し遂げたかった理想郷。

最後まで、彼女は院長を愛し、手を伸ばし続けた。

が、その手はゆっくりと地面へ落ちて行った。

 

甘木さんっ!!

甘木!!!!!!

 

「こんの、エクスタジジィ…!!!」(ここも「ダンゴムシ」「唐揚げジジイ」等アドリブ祭り)

「素敵なニックネームをありがとう。こっちは妻を殺されてんだ、これでおあいこだろっ!」

 

そういうと院長と花旗は、もはや拳銃も武器もない、素手の取っ組み合いになる。

その様子を見て、あぁ、せや!という閃き顔でどこかへ走っていくアキラ。

 

院長に掴みかかっては突き飛ばされ何度も後転する花旗。しまいには、

 

「お前の恥ずかしい姿をみんなに見てもらえ!!!」

 (大阪公演の時は「お前の御堂筋線谷町線をみんなに見てもらえ!」等)

  

とズボンを食いこまされた尻を客席に晒されたりと、命懸けの真剣さがゆえに滑稽な攻防が繰り広げられていた。

しかし、ついに院長が鉈を拾い上げ花旗に斬りかかったその瞬間、奥からアキラが現れその鉈を防いだ。

アキラの両手には、剪定用の大きなチェーンソー。

車から武器になりそうな剪定道具を取ってきたのだ。

 

「これ、使ってください!」

 

ドンファンにチェーソーを投げ渡す。

 

「ありがとよ!」

「お前ら!全員やっちまえ!!!」

 

その声を合図に、テーマソングの♪マニアックが流れ出す。

一斉にそこにいる全員が入り乱れての乱闘となる。

 

花旗は婦警の小神田と激しい大立ち回り。

小神田に押されるも、すんでのところで攻撃をかわしチェーンソーで反撃すると、見事小神田の動きを封じることができた。

 

「一子ちゃん!」

「先生、すみません……!」

 

傷を負って倒れこむ小神田。

再び花旗と院長がぶつかり合う!というその瞬間、

 

「食らえ!!!」

 

とアキラの声に振り向いた院長にむけられたのは、ブロアー(送風機)。

人を殺さずに適度にひるませる、アキラらしい武器だ。

スイッチを入れると、爆風で口周りの皮がビロンビロンになる院長。

 

「口の中カッサカサになるわ!!!」

 

ブロアーを弾かれ、もう一度!と口を向けると院長は近くにいたユタカを盾にしていた。

ユタカの顔が激しく揺れる。

 

「あぁ!ユタカさん!!!!!すんませんっ!!!」

 

 ユタカさんと一緒に突き飛ばされたアキラが起き上がった時、手元のブロアーの口を院長に掴まれた。

 

「お返しだ」

 

 今度はアキラに爆風がむけられ、アキラの顔が激しく揺れる。

風から逃れ、ふと花旗を見ると、手にはスマホを持っている。

 

「ちょ!なにしてんすか!!!」

「これライブだから!この事件のすべてを配信してる!」

「えぇ!?」

 

その混乱の中、メイは寿と取っ組み合いになっていた。

決して組み伏せられることはないが、寿の力と身長差に苦戦している。

 

「アンタだけはっ!嫌!!!絶対に!!!嫌ッ!!!

「先生!お嬢様が!」

「お前……!!!」

 

メイの窮地を目撃した院長は、目の色を変え、手元の鉈を振り上げる。

 

「死ねやぁあああ!!!!!」

 

時代劇のような見事な袈裟斬りで、寿を容赦なく殺す。

その時、後ろの建物を見たアキラがふとあることを思い出す。

 

「そうや!ここ、見たことあると思ったら、でっかい蜂の巣がある場所や!」

「前言ってたアレか!」

「なんだと」

 

と、その間に背後を取った ユタカが院長を羽交い締めにする。

蜂の巣を壊そうと、チェーンソーを振り上げるアキラ。

  

「やめろ!俺はアナフィキラシーショック持ちなんだ!」

死ねぇええええええ!!!!!

ぅあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

……えっ

 

 

 

蜂が飛び出してこない。

それどころか、何も起こらない。

急いで繁みを探るアキラ。

 

あぁ!?ユタカさん!!蜂死んでます!」

「なに!?」

「誰かが殺虫剤撒いたんや!」

「ふざけやがって、この……!」

 

ユタカの拘束を振りほどいてアキラに襲い掛かる院長。

 

 

 

と、そこに、フラリと植木の陰から現れた看護師がひとり。

 

 

 

 

 

ドスッ

 

 

 

 

「えっ」

 

 

 

院長の腹に深々と刺さる包丁。 

看護師の目には別段怒りの表情もなく、普通の顔をしている。

  

「あ…いや……なんかあの…あんまセリフなかったんで」

「…………え」

「なんか……途中でいなくなっても気づかれなかったから、最後くらい目立ちたいな~って」

「痛ぁああああああい!!!」

 

グングン空へと伸びていくユタカのユタカ。

もはやその長さは自分の頭に届くほどになっている。

 

 「えぇ……俺、こんな変態に勃起されながら死ぬの……やだなぁ……天罰なのかなぁ…」

「お父さん…」

「メイ、見るな。俺の血を見てお前に発情されるのも……ま、それもいっか」

 

ガクリと呆気なく絶命する院長。

 

 

 

突然訪れた終幕に、呆然とする一同。

 

 

 

「なんか……すみません」

 

伏し目がちに坦々と話す看護師があまりに異質で、皆どうしていいのか分からない。

 

「じゃあ失礼します」

 

フラフラとどこかへ行こうとする看護師を不気味に見つめていると、不意にユタカを包丁で刺した。

 

え゛っ!なんで!!?

「だって…こんな気持ち悪い病気治らないじゃないですか。私前からこういう慈善事業がしたかったんですよ」

 

女は坦々と話しつつも、どこかAIのような無機質な喋り方で気味が悪い。

いや、そもそも正気を失っている。

先ほどまでの安堵感が一気に吹っ飛んだ。

 

床に倒れこんだユタカに馬乗りになって何度も刃を突き立てる女。

それを同僚の看護師が必死で止める。

 

「やめて!正気に戻って!!!」

「あなたも撮ってる場合じゃないですって!」

 

撮影を続ける花旗を止めようとする看護師だったが、結局2人とも女に刺されてしまった。1人は「余計なことした」と言ってバタリと倒れた。

 

「やった!人助けいっぱいできた!最後は自分を殺しちゃえ」

 

えいっ、と首元を掻き切れば、噴水のように噴き出る血液。

アキラたちに血の雨が降り注ぐ。

 

「世界中に配信してください」

 

そう言い残して看護師は、雑に床に倒れこんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シン…と静まり返る八猪病院。

あれだけの人間がいたのに、今や生者はたったの3人。

 

むせかえる血の匂いに吐き気を催すアキラ。

この現場をずっと録画していた花旗は、スマホの画面を見てハッとする。

 

「あ、間違えた……これ配信じゃなくて動画撮れてただけだったわ」

「何してんすか!てか、そんな動画残ってんの嫌や!今すぐ消してください!」

「嫌だね!俺はこれでピューリッツァー賞を取るんだ!!!」

「なに言うてはるんですかっ!!!」

俺は!これでピューリッツァー賞を取るんだああああぁぁ……」

 

この惨状を前に呑気なことを言っている花旗の携帯を取り上げようと駆け寄るアキラ。しかし、花旗はギュッと大事そうに携帯を胸に、目にもとまらぬ速さで闇の中へと消えていった。

 

「もぉおおおおおおお!!!!キチガイばっかりや!」 

  

足元の血だまりと死屍累々を見つめるアキラ。

 

「どうすんねん、この状況……」

「逃げましょ!」

「メ、メイさん…!?」

「言ってくださったじゃないですか。一緒に逃げようって」

 

「ひ、ひょっとして……メイさん、欲情してはります?」

てへぺろっ☆」

あ!ほ!か!なんやねんこの、台無し感……!!俺なんのために戦ったんやろ…」 

「でも、アキラさん。大丈夫。私、大学病院にいたころ、この病気をいっぱい移してきちゃった。だから、沢山の人にこの病気は広まって、そのうちモラルも崩壊して、少子高齢化も解決!だから、知らない町で子供いっぱいつくろ?…てへぺろっ☆」

 

キチガイばっかりやないかっ!!!!!!!!!!!」

 

「もうええわ……俺逃げるわ…」

「アキラさん待って!」

「待たんわこの変態ッ!!!例え、世界で一人になっても逃げ切ったる!!!」

 生き残るわ俺、世界がおかしなる言うんやったらな、1人になっても逃げるわ

 

アキラが病院を飛び出すと同時に、舞台は色とりどりの照明がグルグルと駆け巡りだし、それに合わせて、死体たちがムクリと起き上がる。

長調にアレンジされたテーマソングの ♪マニアックが流れ出す。

 

 

 

 

出口

 

マーニマニマニ マニアック マーニマニマニマニアック

 マーニマニマニマニアック マーニマニマニマニアック)

 

 

 

アキラはエレキギターテレキャス)を手に走り出てくる。

満面の笑みの死者たちは、奥から全員でステップを踏みながらの金色の巨大な男根をかたどった神輿を引っ張ってくる。その上にはメイがうっとりとした表情で跨っている。

甘木は「開運」と書かれた巨大なうちわを掲げ、院長は金色のくす玉のようなものが2つ付いた棒を笑顔で持っている。

 

 

 

勝手なことばっか言ってるやつらに

関わりを持っている暇はない

気遣うことばっか教わってきたけど

これ以上知ったって俺は一人行く

 

(誰でも彼でもマーニマニマニマニアック

独り占めしたい マーニマニマニマニアック)

 

一生は一度きり おかしなやつらに関わるな

ここって出口を見つけたら まともな世界に歩き出そう

 

1人でも生きていく 1人でも生きていく

1人でも生きていく 1人でも!生きていく

 

いつかは会えるさ 大事な誰かに

会えなく終わっても 俺はもう気にしない

 

一生は一度きり おかしなやつらに関わるな

ここって出口を見つけたら まともな世界に歩き出そう

 

1人でも生きていく

1人でも生きていく

1人でも生きていく

1人でも!生きていく

 

 

アキラのギターの最後の音と共に客席に向かって金色と赤色のテープが発射される。

まさにそれは「欲望」の発射。

 

マニアックなのは、一体誰なのか。

マニアックとは、一体何なのか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 -----------------------------------

 

音楽劇「マニアック」、これにて終幕。

 

 

 

 

 

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました。 

この世界のどこかでまたアキラに会える日まで……

 

47@ひなやすタイムテーブル

47 / 関ジャニ∞ えっ! ホンマ!? ビックリ!! TOUR 2007(2007年)

  

ひなやす絡み度    ★★★★★

ひなやすカッコイイ度 ★★★★☆

ひなやす可愛い度   ★★★★★

 

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【本編】(初回限定盤)

 

 

 ●Disc1

 

00:03:29 ♪ズッコケ男道

 村上さん、全員集合のときに一瞬安田さんを見る。

 

00:46:44~  ∞レンジャーコーナー

  ひなやす天国は、ここにあった。

00:50:50 

 立ち位置が鬼近いブルーとナス

01:01:31

 「告白の結果…オッケーでしたぁ~!♡」「おめでとう!!!♡」

01:04:36

 ブラックを突き飛ばすブルーをなだめるナス 

01:13:16

 ナス、ブルーを励ます

01:15:47

 ブルーの所に駆けつけるレッドとナス

01:17:05

 酷い彼女をしばくナス

01:18:48

 ハグハグひなやす

 

 

 

 

●Disc2

 

00:46:07 ♪Do you agree? 

 歩いてきた村上さん、ギターを弾く安田さんの隣へ。一緒にジャンピング♪

 

00:58:14 

 最後挨拶の一列、ひなやす隣

 

01:09:00 

 手繋いで「関ジャニ~エイト~!」の時、ひなやす隣

 

End Roll ~イッツ マイ ソウル "47" Remix~

01:11:02 焼きそばもぐもぐ

01:12:17 出番前の挨拶(アメリカの友達同士がやるやつ)

 

 

 

 

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【特典】(初回限定盤)

 

 

●Disc3

 

●神奈川県

00:08:19 

 写真撮影、ひなやす隣

00:08:47 

 ひなりょのダンス練習を横で見る安田さん。途中、村上さんと目が合う。

00:10:25 

 村上さんの後ろでスタンバイする安田さん

 

滋賀県

00:11:32

 出番前スタンバイ、何かを喋りかける安田さんと、話しかけようとして出番になる村上さん(可愛い)

 

三重県

奈良県

 

大分県

00:13:38

 気合い入れのあと、なぜかずっと安田さんの横を歩く村上さん。

 歩きながら肩ぶつけにいったり楽しそう。

00:14:45

 最後の挨拶、ひなやす隣

 

長崎県

00:15:05

 MC、ひなやす隣。メンバー全員でちゃんぽんを食べに行ったらしい。

「ヤスがクラゲの冷菜食べたい言うて」

 

新潟県

和歌山県

兵庫県

 

福井県

00:22:52 

 円陣、ひなやす隣

 

京都府

宮城県

 

●千葉県

00:27:19

 ひなやすスタンバイ前にお話し。一緒にカメラにふざけてから出番へ。

 村上さん、安田さんの肩をポンポン。

 

茨城県

00:29:26

 ダブルアンコール、ひなやす隣?

 

●埼玉県

00:30:00

 ひなやす、スタンバイへ向かう

 かまって欲しそうに、先を歩く安田さんの背中を小突く村上さん。

「ヤス!ヤス!!」

 

山梨県

岡山県

広島県

 

●石川県

00:39:45

 円陣。ひなやす隣

 

富山県

静岡県

 

岐阜県

00:45:57

 ひなやすスタンバイ位置へ歩く。珍しく安田さんが後ろ。

 出番前にグー同士をぶつけたり、相手の胸にあてたりして(アメリカ人が友達同士でやる挨拶みたいなの)気合入れのひなやす

 

●愛知県

 

徳島県

00:49:20

 円陣、ひなやす隣

00:50:13

 公演後、一緒に帰ってくるひなやす

 

香川県

00:51:21

 円陣、ひなやす隣

 

 

 

 

 

 

●Disc4

 

●東京都

 00:02:21

 円陣、ひなやす隣。よこすばが喧嘩ごっこするのを止めるひなやす

 

●長野県

00:04:30

 円陣、ひなやす隣

 

愛媛県

 

高知県

00:09:11

 円陣、ひなやす隣

 

●北海道

●宮崎県

 

熊本県

00:15:36

 円陣、ひなやす隣

00:16:13

 「ほら、いつものやるぞ」と言わんばかりの拳を安田さんに見せる村上さん。始まる前の気合入れ。

 

佐賀県

青森県

岩手県

 

山形県

00:22:13

 気合入れひなやす。談笑。後ろで寂しそうなよこちょ

 

福島県

秋田県

鳥取県

島根県

山口県

●栃木県

群馬県

 

大阪府

00:36:40

 円陣、ひなやす隣

 

●鹿児島県

00:41:30

 終演後、ひなまるのサンバに混ざる安田さん。

 

●福岡県

 

沖縄県

00:45:55

 寝てるまるちゃんにいたずらするヨコヒナと、いたずらを見に行く安田さん。

00:46:36

 ビーチで、焼きそばもぐもぐひなやす

00:51:47

 コンサート最後の「関ジャニ~エイト~!」の所でひなやす隣

 

 

 

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総評:ひなやす好きこと、バリン担の欲望が見せた幻覚か?と惑うほどの安田さんと村上さんのイチャイチャっぷり。レンジャーのあまあまハグハグ感も驚くことながら、出番直前のアメリカの友人みたいな挨拶のやりあいっこには脳漿が炸裂しました。

ひなやすの糖度100%を見たいなら断然この円盤!