ぺんぱっく

村上信五と安田章大がぶつかると気を失いそうになる

逆転口喧嘩に見る、ひなやすの性格と思考の違い

 

2020年1月25日放送の「関ジャニ∞クロニクル」の関ジャニ∞BASEにて披露されたゲーム「逆転口喧嘩」。

 シンプルに「ひなやすが絡んだ!」「尊い!」「ヤス>>>>>ヒナの構図最高!」という嬉しさが溢れて、そしてひなやすの性格や思考が浮き彫りになったんじゃないかと思って、気が付けばウォォと5500字も書いてしまいました(笑)

 肩の力を抜いて楽しんでもらえたら嬉しいです!

※以降、書くことは主観of主観で、これが実際のひなやすの何たるとも無関係なので「へぇ~この人こう思うんだ~」程度に眺めてくださいませ。

 

 

  

 

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1.逆転口喧嘩 全文

2.会話からのひなやす考察

3.感想

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1.逆転口喧嘩 全文

 

 

【お題:サプライズ】

賛成:村上   反対:安田

 

「うわーこれめんどくさいな、だってこれ」

「めっちゃ盛り上がるやんかでもこれは。(「いや」)やってもらったら楽しいやんね」

「いや、意外と恩着せがましいでこれ」

「でも、ほら、ちいちゃいサプライズもあったら、大きいのもあるやんか。大きいのになったら大変かも知らんけど、ちっちゃいのは嬉しいやん」

「いや、ちっちゃいのなんか、見慣れてるやろうし、やられ慣れてるやろうし。で、『やってもらった!やってもらった!』みたいなことを言ってもらってる自分が気持ちいい!みたいな感じなるからこれ」

「いや、でもやっぱ気持ちやからさ。(「気持ちって…!」)お金とか規模とかじゃなくて、気持ちが」

「そんなもん喜んでないって。人間汚いもん、みんな」

(このあたりから村上さんの顔が引きつりだす)

「そんなんサプライズして喜んでまっせ!みたいな顔してるだけやん。こんなん全然や!もっと大きなサプライズができるのやったらいいけど。例えば?(相手に例を求める)」

 「お…大きなサプライズ……」

 「大きいサプライズ。そら賛成できるわ!みたいなおっきいサプライズがあるかもしらんけど」

 

 

<45秒経過>

交代 ⇔ 賛成:安田さん  反対:村上さん

 

 

「いや~俺やっぱすっごい好きやなぁ~!」

「……‼?」(文字通り「舌を巻いて」驚く村上さん)

 「こう、ドキドキするし、やってる時のワクワクは楽しいし、やった時のリアクションもすっげー好き!」

「俺は……もひとつええとは思わへんな」

「なんでかってのを自分で追及して見たら?どう??」

 (「どう?」って……???と混乱している村上さん)

「やっぱ……時間かかるし…」

「(間髪入れず)時間かけるべきやん。だってサプライズやし」

 「(うろたえながら横を見て)カッ…お金もかかるし……」

「お金は相手に使うべきやん

「そやな……」

「あ、賛成してくれる?賛成派来る?反対があるんやったら言ってくれたらいいんやけど。じゃあ、一緒にやるか。サプライズ。そしたら」

「いやでも、俺はあんまり……こう、ドッキリみたいになったら……」

「うん」

 

<TIME UP!>

 

 

 

 

 

2.会話からのひなやす考察

 

 まず、安田さんが他のメンバーと圧倒的に違う点が、

 

・主観から客観に切り替えられるか

・相手の話をいかに聞かず(惑わされず)に自分のスタンスを保つか

 

という点。

と、同時にこれらの要素はこのゲームに勝つための必須要素でもあるなぁと思いました。(スタートからこのゲームの本質わかってる安田さんマジで強すぎる)

 

 まず、最初の点。

 主観をベースにディベートすると、まず「自分はこれに賛成だろうか、反対だろうか」ということを考えて、その次に「賛成の場合はこう話そう、で、反対は思いつかないから今から考えよう」と、それぞれの意見について具体性を持たせる必要がある。つまり、主観をベースに議論しようとするとノイズが多い。

 

 一方で、自分の意見はさておいて、客観的にお題の要素を挙げるとなると、少し難易度は下がる。単純にお題の性質を挙げていけばいいのだから。だから、客観性というのがこのゲームでは大切になる。

 しかし、それでもこのゲームの難しい所は、自分の中にふだんから客観的な視点がないと、要素を多く挙げていくことが難しいという点である。いくら探しても引き出しの中にものがないと出せるものはない。そういう意味で、安田さんの引き出しの多さと客観性(もしくは俯瞰性?)に驚かされる…

 

 横丸の対決が顕著な例だけど、「丸山は汚い」「アイツめっちゃカレー食う」「そういうところ好き」「いいやつやん」という発言はすべて主観。でも、安田さんの「嬉しくない」「めっちゃ好き」は矛盾しまくった発言で、サプライズというものの要素をしっかり捉えている。つまり、これは主観的意見ではなく客観

 安田さんは、このあたりを無意識か意識的か、瞬時にこなしている。

 う~~~~ん、凄い。(小並感)

 

 あと、この客観性に染まるがゆえに、自分というものをほとんど消し去ることができるというのも、憑依型の安田さんならではといったところだろうか。

 横山さんが「ヤスの毒怖いねん…」というように、このゲームに染まって、客観性を貫く安田さんが「普段のヤスとかけ離れている」から怖がっているのである。村上さんの「舞台のセリフみたいに喋るから勝たれへん」と言ったのも、憑依型であることを踏まえるとなかなか的を射た発言であるように思う。

   

 次に、最も大事な必勝要素が「相手に考える隙を与えない」こと。

 メンバーのみんなが、なぜ安田さんを怖がったのか。

 それは、喋ろうとしても強い勢いで自分の言葉をさえぎってきて、挙句、「例えば(どういう例があるん)?」「なんでかってのを自分で追及して見たら?」と相手に「自分の意見を言ってみて」という難題を渡しているということ。私なら泣く(笑) 

 だって、ディベートで一番難しい瞬発力と、矛盾のない「自分の意見」を引っ張り出そうとしてるんだもの。それで反撃してやろうと思ったら、隙のない回答をお持ちの安田さん。う~~~~む、世界がひれ伏すしかない。

 

 

 

 一方で、がなり王のはずの村上さん。

 が、しかし「弱!」と言われる始末。では、どうしてそうなってしまったのか。

 私の思う理由は2つ。

 

・MCで鍛えられた傾聴力の高さ

・元来の優しさからの物事を悪く言わないスタンス

 

である。

 

 大倉さんとのただよしんごの逆転口喧嘩を見ると、村上さんが反対派の時に全く自分の主張をしていこうという気配がないことが分かる。賛成派の時も然り。大倉さんの反対意見に対して、あくまで否定的な意見が言われてから肯定的な意見を言っていたので、総じて受け身である。

 それと、もう1つ対大倉さんと対安田さんで違うことは、相槌と返答のスピードである。大倉さんとはゆったりながらもポンポンと軽快にに進み、安田さんは早めのスピードでプロの卓球のような会話のスピードを出している。

 相手によってスピードに合わせるのは意識的なものだから疲れるのに、それをチューニングできる村上さんはやはり凄いなぁと思う。

 

 これらはひとえに傾聴力の高さであると私は思う。近年「MCといえば村上信五」と言っても過言ではないほどのMC力を各所で遺憾なく発揮し、NHK冠番組、そして遂にはオリンピックキャスターまで務めるお人である。「村上信五∞情熱の鼓動」を見ていると、選手への良い話の引き出し方、そして引き出したものへの真摯な聞く姿勢はよく伝わってくると思う。

 テレビではツッコミの切れ味鋭く、テロップ通り「がなる」イメージの強い村上さんだけど、ツッコミとは「何かしらの発言に反応して出るもの」なので、実は相手あっての村上節が発動するんだなと思った。

 

 そして、何より村上さんは、意識的か無意識的に否定的な言葉を口にしないようにしているように感じる。

 かつて、嵐の二宮さん?が何かの時に「ヒナが他人の悪口言ってるの聞いたことない」と言ってたのを見かけたことがあるんだけど、実際そうなんだろうなと思った。

 サプライズ反対派に回った時、まず「俺はあんまええとは思わへん」と漠然とした否定を投げている。自分がそもそもサプライズに悪い印象を持っていないのもあるとは思うけれど(実際反対意見を持っていないのを見抜かれたように安田さんに「何でそう思うか突き詰めて考えたら?」と言われているのもある)、その後に投げる言葉もキツいものではない。普段のイメージからするとけちょんけちょんに言ってもいいものの、実際は強い言葉やキツい言葉で何かを貶すことがない。

 だから、村上さんに安心して司会を任せられるんだろうなぁ。

 安田さんはよくブログ等で、「嫌なこと考える時間があるなら、別のことに使えたらいいね」と言ってくださるけど、村上さんはそこらへんが無意識にできてるのかもしれない。素敵だ。

 

 反対意見が思いつかない時は何か絞り出そうとするし、自分が反対派の時はなるだけキツい言葉や批判的にならないように心掛けている。MCの経験上、技術的に言葉選びがうまくなったのもあると思うけれど、それよりももっと根本的な村上さんの人柄の良さ、元来の優しさがよく見えることになったのではないかと思う。

 安田さんとの決定的違いは、優しさの上に「ゲームと割り切って思ってないことを言えるか/言えないか」で、村上さんは後者。憑依型の安田さんとするならば、村上さんはどこまで行っても「自分」であり続けるんだなぁと思った。

 

 特に、個人的にただよしんごの「(ペアルックするなら)髪型まで合わせるもん」という発言が好き。

 個人的に好きじゃないだろうなと思う(し、過去のジャニ勉でペアルックはイヤとかい言っていたような気がする)事象に対して、あえてぶっ飛んだ提案をすることで、自分の中に落とし込もうとしているし、否定的な相手の言葉の焦点をずらしていくことができる。

 「髪型すら合わせる」というようなぶっ飛んだ思考は村上さんの本来の天然素材なのか、後天的に身につけて行った技なのか分からないけれど、兎に角、否定的な言葉を投げかける人を追い払ったり、大倉さんの例のように「ペアルックの話」から「いや、髪型も合わせるって、ヒゲとかも生えてるのに?(ニュアンス)」と「村上さんの話」に論点がずれていく効果がある。

 今まで、村上さんが出演された番組の中で、そのような話の持って行き方に救われた人は多いんじゃないかと思う。出演者も視聴者も。

 今回のゲームでは弱弱だったかもしれないけど、結果的に最強のMC王、村神様であるということがよ~~~~~く分かった。

 

 

 

 

 

 

3.感想

 

 

まとめると

 

安田さん

・ゲームの、そして物事の本質をとらえるのが早い

・超!論理的

・客観的視点を普段から持っている

・ゲームと割り切れる

・スタンスに染まるのが早い。憑依型。

・で、やっぱり優しい

  

村上さん

・傾聴力が非常に高い

・普段のコメントの切れ味は、相手ありきの最強の武器

MCで鍛えられた、人を傷つけない言葉選び

・常に良い所を見つけようとする

・自分が思ってないことを口にしにくい

・で、強い安田さんに弱い

 

 

 今回の企画「逆転口喧嘩」を通して分かったこと。

 

 感覚派のイメージの強い(?)安田さんは、論理的思考が強いことが判明。

 思い返せばシングル「パノラマ」のsecret trackの安田さんによる曲考察を聞いてると、論理性の高さはよ~~くわかるんだけれど、今回のゲームでより一層安田さんの論理性の高さが裏付けられたように思う。

 でも、その中で口調は強いけど最後に「じゃあ一緒にやるか、サプライズ?」とか聞いちゃうの、やっぱり優しい安田さんだー!と思っちゃった。

 好きになってからずっと頭の良い人だと思っていたけれど、改めてやっぱり頭いい人だなぁと思いました。客観性、ゲームの切り替えの早さといい、自分を脱ぎ捨てるのが早い。圧勝の理由はここだったかなと思いました。

 まぁ、ズボンを脱ぐのも早かったけど、、、、、、、(宇宙猫の顔)

 

 一方、口の強そうな村上さんは、傾聴力の高さが判明。あの村上節は、相手ありきのもので、しかも相手を傷つけないように思考が出来上がっている。

 安田さんが優しさの人と呼ばれるのと同じくらい、実は村上さんも繊細で優しくて、無意識的に(勿論意識的の部分も大きいと思うけど)気を遣える人なんだなと思っていたが、今回のでそれが明確になった気がした。

 礼儀正しくて、敵を仲間にしてしまうような人。

 素晴らしい人を好きになったなぁ…

 

 

 あと、ひなやすとして、「逆転口喧嘩王、安田」に舌巻いてたのほんまに可愛かった。強気の安田さんに勝てない村上さんの構図、超好き。めっちゃ好き。

 

 いつかのジャニ勉指差し道の時に「この人を先輩にしたくない!」というお題に村上さんを指さして、「村上くんカラオケで何回も同じ歌入れるし、酔ったら噛むもん!」とかなりストレートなパンチを繰り出している。

 それに対して「噛めへん!もう噛めへんよ.......」としょんぼり仰ってたのがあまりに可愛くて。一般のイメージとは違って村上>安田ではなく、安田>>>村上なの、本当に好き(好き)

 

 

 

 

………ということで、逆転口喧嘩で言ったとおり一緒にサプライズやってくださいね🥰

 

 

以上!

クロニクル様ありがとうございました!!!

今度は関西弁禁止ウォーカーのひなやすをお待ちしています!!!!!!!!!(日本列島に響き渡る爆音)

 

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。